更新日:2021年03月08日 14:19
ライフ

「春に着る服がわからない」が即解決。服のプロも愛用するアイテム9選

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第319回目をよろしくお願いします。
メンズファッションバイヤーのMB

メンズファッションバイヤーのMB。「『おしゃれに見える』にはちゃんと理由があるんです」が持論(撮影/難波雄史)

春の定番スタイル、プロはどうつくっているのか?

 すっかり気候が暖かくなり、春の季節がやってきましたが……季節が変わると一番困るのは洋服です! 「あれ? 俺去年何着てたんだっけ?」 「春服って何着ればいいんだ……?」  こんなふうに春服迷子になる人も多いはず。冬はコートを羽織ればほとんど隠れていたし、色使いも黒白のモノトーンが許されるので楽チンですが……春は組み合わせを考えなくちゃいけない上、色を使わないと「季節感がない」と思われる。  選ぶアイテムの種類も多く、色使いも求められる四季の中でも難易度高いのが「春服」です。  そこで、今回、「まずはこのコーデ!」という春服定番スタイルをお教えします。迷子の方はぜひご参考に。

▼▼▼初心者コーデ1

毎朝のコーディネート迷子から解放される唯一の救い! GUカットソージャケットCL+E(セットアップ可能)  2990円(+税)
カットソージャケットCL+E

カットソージャケットCL+E

カットソートラウザーCL+E(セットアップ可能) 1990円(+税)
カットソートラウザーCL+E

カットソートラウザーCL+E

 まずはセットアップ! 上下揃いの服ならば毎朝のコーディネートで迷うこともありません。だってインナーと靴だけ決めればいいんだもん。買うときにサイズ感さえ間違えなければ、これ以上ラクなコーディネートはありません。  しかも、「黒ジャケット・スラックス」の定番セットアップならもっと簡単。革靴とシャツを合わせたらご存じの通り、「ビジネス」になっちゃう。だからこそインナーTシャツ・足元スニーカーを選ぶのがセオリーです。  なおかつ、上下黒なわけだから季節感を足すためにインナーは明るい色を入れればOK。色はぶっちゃけ好きな色で問題ありません。黄色でも赤でも青でもOK。何故ならベースとなっている上下のセットが黒だから。色はコーディネートにおける面積で印象が左右されます。  小さい面積なら色を使ってもさほど子供っぽくはならない。上下黒でシックにまとまっているのならインナーは何色入れてもさほど崩れることはないのですね。  ビシッと黒のスーツでキメた後に、ぶっちゃけ赤だろうが青だろうがどんなネクタイ持ってきてもそんなに変に感じないでしょ? スーツ屋さんに行くとバンバン色を使ったネクタイがズラリと売られているでしょ? 上下黒でまとめてしまえば意外とインナーに何色を持ってきても変になりません。  足元はエアフォースワンなどでもいいのですが、大人っぽくまとめるなら、コンパクトなサイズのスリッポンを選ぶべし。GUでもシンプルな黒のスリッポンなどが売られているのでそれでもOKです。
次のページ
プロのおすすめアイテムは?
1
2
3
4
ファッションバイヤー。最新刊『MBの偏愛ブランド図鑑』のほか、『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Twitterアカウント:@MBKnowerMag

MBの偏愛ブランド図鑑

今着るべきブランド60の歴史や特色を、自身が愛用する品とともに徹底紹介


最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>

ユニクロやGUでもおしゃれな人は何が違うのか?

試し読みはこちら
幸服論――人生は服で簡単に変えられる

自信は服で簡単につくることができる!



最速でおしゃれに見せる方法 【電子限定特典付き】

誰も言葉にできなかった「男のおしゃれ」の決定版。電子版特典として、MBのコーディネート・80スタイルを追加収録!


記事一覧へ
おすすめ記事