優希美青、ホリプロ看板女優として「とにかくプレッシャーだった」
13歳でホリプロタレントスカウトキャラバングランプリを受賞。期待の女優として、着実にステップアップをしてきた彼女が、映画『NO CALL NO LIFE』では主人公を熱演。人気女優を数多く輩出するホリプロの次なる看板女優として進化し続ける彼女の今に迫る。
ホリプロ60周年記念映画『NO CALL NO LIFE』で、主人公の高校生・佐倉有海を演じる優希美青。13歳でホリプロタレントスカウトキャラバン グランプリを受賞し、その後も朝ドラ出演など、チャンスを摑んできた彼女だが、ホリプロの看板を背負うことにプレッシャーを感じたことも。
「今回の主演が決まったときもただ嬉しいという気持ちでいられたのは一瞬。難しい役柄を摑めるか不安でいっぱいでした。昔から期待やプレッシャーが大きくて、オーディションに受かっても『本当にいいと思ってもらえているのかな?』って素直に喜べなかったこともあって。今のほうが気負わず自分でいられるようになったと思います」
20歳を超え、落ち着きも増し、成長を感じさせる彼女。実はかなり後先を考えない学生だったとか。
「高校生のとき、一人になる時間っていうのに憧れていて。でも、家は門限もあるし、旅行も一人で行かせてもらえなくて。だから、先にホテルを予約して事後報告。無理やりOKをもらったんです。だけど、いざ一人になったら寂しいし、ごはんどうしようってなって(笑)。むちゃしましたね」
本作はどこか似ている二人が惹かれ合う青春ラブストーリー。彼女の男性の好みのタイプはというと。
「私は価値観が似ているより、自分とは違う価値観を持っていて、知らないことを教えてくれる人に惹かれます。囲碁とか、ゴルフとか、最近見た映画とか、内容はなんでもいいんです」
まだまだ新しいことを吸収して、進化を続ける彼女。華奢な体に秘めた、パワフルな一面に圧倒されました。
【優希美青】
’99年、福島県生まれ。’12年「第37回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリを受賞。’13 年『あまちゃん』(NHK)に出演し、同コンテストグランプリ受賞者の中で石原さとみを上回り、最速での朝ドラデビューを飾った。現在全国公開中の主演映画『NO CALL NO LIFE』は、壁井ユカコ原作のミステリーラブストーリー
撮影/菊竹 規 取材・文/小西 麗 ヘアメイク/RYO(ROI) スタイリスト/長谷川 綾(eleven.)
※週刊SPA!3月9日発売号より
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