アミューズメントポーカーの人気はさらに過熱
世界的にプレイヤー人口が増えている“ポーカー”。日本国内でも、遊戯人口は100万人を超えたと言われている。全国各地、特に都内では、ポーカーを楽しむためのアミューズメントカジノ(=お金を賭けないカジノ)が爆増中なのだ。
そんなポーカー激戦区である、新宿歌舞伎町のど真ん中に位置する人気アミューズメントカジノ&バー『Casino Live Tokyo』も、昨年4月にオープンして1年が経つ。先日開催された1周年を記念したイベントも大盛況で、オーナー社長の亀井 翼氏は、ポーカーの盛り上がりを肌に感じているという。
盛り上がった1周年記念イベントの様子
「いまや、新宿だけでもアミューズメントカジノが15店舗ほどあり、『Casino Live Tokyo』(以下、CLT?)がオープンした1年前と比べても、1.5倍ほど増えたんじゃないでしょうか。うちのお客様が、だけでなく、ポーカー人口の母数が増えたのをすごく感じますね。」(亀井氏)
本場カジノを想起させる高級感と、「歌舞伎町一番街」の看板のほぼ真上から新宿の景色を見下ろしながらポーカーを楽しめるという、非日常空間が魅力の1つである『Casino Live Tokyo』。オープンから1年経つこの店は、平日の夜でもプレーヤーで溢れている。1年間で培った集客力の秘訣とは一体?
今お客さんが一番求めるイベントを
ブームの最中であるアミューズメントカジノの“トレンド”は、目まぐるしい速度で移り変わっていく。
「ポーカー人口の急速な増加とともに、最近では相対的に3,000-4,000円程度で遊びたいというライト層の割合が増えてきています。それに伴い、気軽に参加できる価格でしっかりとポーカーを楽しめるストラクチャーのトーナメントやリングゲームなどの人気が高まってきているように感じます。
CASINO LIVE TOKYO 亀井氏
『Casino Live Tokyo』では、オープン以来、常に価格、プライズ、ストラクチャーの最適解を試行錯誤しながら模索し続けています」(亀井氏)
かわいらしいディーラー服に身を包んだ美女たちが、場を盛り上げる『Casino Live Tokyo』。「ディーラー席はディーラーにとっての〝ステージ″」とは亀井氏の言葉だ。『Casino Live Tokyo』の場づくりに欠かせないスタッフたちは、この1年間、ポーカーの技量を磨いてきたという。
「テキサスホールデムだけでなく、ミックスゲームにも対応できるように、スタッドゲームやハイローなどH.O.R.S.E.ポーカーのスタッフ研修を行っています。
テキサスホールデム以外のゲームもできるスタッフが増えたことで、イベントの幅も広がりました。とくに、PLO(ポットリミットオマハ)のイベントは、1日1〜2店舗しか開催されていないので、コアなPLOファンは駆けつけてくれますし、NLH以外の人気を見ても、ポーカーの裾野の広がりを感じていますね」
なんと! 最近、PLOにハマっている記者にとっては朗報だ。また、『Casino Live Tokyo』では、イベントの名付け方がとにかく秀逸。例えば、マルチチケット25枚サテライトの「マルチケ狂喜乱舞」や、「JOPT バズーカサテライト」など、迫力のあるタイトルが目を惹く。
「トーナメントの情報は、『ポーカーギルド』というサイトに掲載しています。そのなかで、いかに魅力的だと思ってもらえるか、、詳細が知りたくなるような見せ方と、実際に魅力的なイベントを開催できるように心がけています」(亀井氏)
1年間で常連客をつくったさまざまな演出
『Casino Live Tokyo』のコンセプトは「Let’s enjoy! Let’s drink!」。他人のプレイに対し、批判的な言動はNGだ。和やかな空気が保てるように、スタッフは常に笑顔で目を光らせている。その甲斐あってか、オープンから1年経った現在も店の雰囲気は柔らかい。
「新規のお客様も店の雰囲気に置いてかれない楽しみ方ができる店になったと思います。優しいお客様が多いですし、新宿・歌舞伎町という立地のわりに殺伐としたところがないですね。『マナーを心がけて』というお店の理想の姿を示し続けてきたのが、良い結果につながってきました。この姿勢はこれからも大事にしていきたいですね。
『Casino Live Tokyo』では、ポーカーを楽しみたい方はもちろん、カジノゲームを練習したりという方や、カウンターバーでお客さん同士飲んだり、ディーラーとお酒を飲にくるだけのような楽しみ方をする方もいて、みなさん思い思いに過ごされています」(亀井氏)
最近では、“ポーカーだけじゃない”お客さんも増えてきた。
「ブラックジャックやバカラを目当てに来店してくださるお客様も増えてきて、これからもどんどん誰でも入れる雰囲気を大切にしていきたいですね。女性キャスト、男性キャスト問わず、スタッフとお客さんのコミュニケーションが活発なのは、オープン当初から、ブレずに店舗全体で盛り上がる演出を心がけてきたのが大きいと思います。
シャンパンが入れば、店に響く掛け声で感謝をお伝えし、SNSでも共有させていただいたり。やっぱり、『おめでとう』という気持ちで入れていただくことが多いので、みんなで盛り上がったほうがお客さんもシャンパンの入れ甲斐があると思うんですよね。
特に、キャストのバースデーイベントでは、シャンパンが飛び交う盛り上がりぶりです。トーナメントイベントももちろんですが、バースデーイベントなどは、『Let’s enjoy! Let’s drink!』のコンセプトが体現できているかなと。もともとお客さんだった方が、入店して楽しそうに働いてくれていたり、キャスト同士もオフでも遊んだり、スタッフ同士も仲がいいんです」
CASINO LIVE TOKYOの1周年記念ではシャンパンタワーでお祝い。会場も大盛り上がりだ
新宿のポーカーコミュニティを盛り上げたい
好調の『Casino Live Tokyo』だが、今後の展望、目標も聞いてみた。
「お客さんと一緒にイベントをやれたらと思っています。ポーカーが強い人や楽しい人気者のお客さんとタッグを組んで、お客さん同士の輪が広がったり、お客さんがCLTを紹介したくなるような形で一緒に作っていきたいです。いろんなコミュニティを1つのレイヤーとして、その中の一部として『Casino Live Tokyo』を選んでもらえたら最高ですね。
あと、実は新宿でお店を跨いだ広域イベントやりたいと思っています。この1年で『Casino Live Tokyo』単体でやれるイベントものはやり尽くしたという自負があるので(笑)。2年目は、他店舗と組んで、新宿という街のポーカーコミュニティ全体を盛り上げていきたいです。
ラーメン屋さんも近場で5~6件集まるとラーメンスポットとして有名になったりするじゃないですか? そういう感じで、ポーカーも“新宿エリア”として築ければ。チャレンジングな企画ですけど、1年に1回くらい、みんなで何かイベントがやれたらいいですよね」
4月に1週間の周年イベントを大盛況で終えた『Casino Live Tokyo』は、GWには『go to JOPTサテライト』イベントを実施し、亀井氏が「模索し続けている」と言った〝思わず行きたくなるイベント″が今後も目白押し。ポーカープレイヤーはもちろん、ポーカー初心者も『Casino Live Tokyo』で、「Let’s enjoy! Let’s drink!」だ。
〈取材・文/小西麗 撮影/山田耕司〉
◆場所
〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-23-15 SUZUYAビル9F
◆営業時間
平日 17:00~23:00
土日祝 12:00~23:00
◆Twitter
@Casino_Live__
提供/Casino Live Tokyo