カーライフ

春の交通安全運動、取締り現場を追跡。新型オービスの実力は?

首都高では可搬式オービスがもはや常駐

 一方警視庁はと言うと、首都高速道路での可搬式オービスでの取締はもはや常駐と言っても過言ではないほど。  特に都心環状線では内回り外回り共に銀座付近、外回りでは飯倉トンネルや芝公園。併設路線では9号深川線で辰巳パーキングエリア付近、11号台場線では芝浦パーキングエリアからレインボーブリッジにかけて取締が頻繁に行われている。  ただし首都高速道路の「ルーレット族」にはあまり効果が無いようで設置後すぐに情報共有され、パーキングエリアや他路線へ逃げられてしまうようだ。
ルーレット族

新富町-銀座間での取締現場。ルーレット族にはあまり効果がないようだ

一般道では白バイが大活躍

 警視庁の一般道での取締には交通機動隊による白バイの取締が大活躍。筆者取材中はやや強引かなと思われる取締もいくつかあったが、白バイ隊員による取締はおもに歩行者妨害や信号無視などが多く、歩行者への安全を意識した取締となっていた。
取り締まり

新人研修(?)なのか複数台での取締現場も確認できた

 ネットでは可搬式オービスを使った幹線道路での取締などに不満の声も出ているが、交通安全週間だけでなく普段日頃から安全運転を意識し、緊張感をもって運転していきたいものだ。 <文/板倉正道>
テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク
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