ライフ

コロナ陽性、隔離病棟に14日間…闘病中に初めて知った「医療現場のリアル」

▼テレビもネットも問題なし

 病室ではテレビ見放題、ネットもしても問題ありません。  行動は制限されますが、Amazonに注文して病室に運んでもらうことも可能です。私はレンタルWi-Fiを注文して、病室で使っていました。  日々やらなければいけないことは3度の食事と規則正しい就寝。そして、熱を1日3回計り、血中酸素飽和度をチェックすることくらい。  それ以外は患者さんの自由に過ごして問題ありませんでした。ただ入院しているのであまり無理もできませんが……。

▼隔離病棟で窓を開けていけない理由

 隔離病棟内は「陰圧」が管理されています。空調を中央でコントロールしており、空気が滞留しないように設計されています。そのため窓を開けることができないのです。  感染者は自分の呼吸でウイルスを吐き出し、またそれを呼吸で吸ってしまいます。すると、治りが悪いのですね。  ところが、隔離病棟内で空気の流れを構築すれば、常に新鮮な空気が流れ込んでくるためウイルスを吸うことがない。  なので、隔離病棟に「いるだけ」で一応の治療にもなっているようです。
次のページ
症状安定後に待っていた「少しの絶望」
1
2
3
4
5
6
テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート