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SKE48 6期生が単独ライブでみせた先輩の背中

6期生イベントの「お約束」

 本編はコンサートタイトルにある“6期生が好きだ”にちなんだ「オネストマン」「君のことが好きだから」、6期生の研究生時代を象徴する「夕立の前」やSKE48の10周年イヤーに作られた「無意識の色」など、全15曲を披露し終了。 SKE48 アンコールでも3曲を披露し、その後、チェイサーで「オキドキ」が流れるとエンドレスで「オキドキ」が流れ続けるという、6期生イベントのお約束ともいえる流れで最後までライブを盛り上げてくれた。

「言霊ってあるんだな」

SKE48 6期生が自分たちの個性を詰め込み、成功させたライブ。前回のライブでは、その刺激を受けた後輩たちが一様に「自分たちの期でもライブがしたい」と言うようになり、彼女たちが同期でライブを成功させたことが、後輩たちの意識に与えた効果は計り知れなかった。  このことにライブ後の囲み取材でメンバーに聞いてみると、熊崎はるかは「6期でライブをさせていただいたときに、たくさんの後輩が見てくれて『私たちも6期生さんみたくやりたいです』って、直接、私たちに言ってくれて。『どうやったらできますか?』とかアドバイスを聞きにきてくれたんです。私たちの思いが伝わったんだろうなって前回思ったので、これから後輩ちゃんたちも、もっとやりたいって口に出していってほしい。(日高)優月が今日もステージで言ったんですけど『言霊ってあるんだな』って思います。後輩ちゃんたちも自分たちをもっと出していけるように頑張ってもらいたいなって思うし、私たちもそれを支えれる先輩になっていきたいです」と一回り成長したコメントで答えてくれた。  また、青木詩織は「(松井)珠理奈さんとちゅり(高柳明音)さんという、偉大な先輩方が卒業されて初めてのライブということで、それを任せてもらえたのも嬉しかったです。ここから6期生がお二人の穴を埋めて、引っ張っていける存在になれたらなと思いますし、今年が(6期生は)9年目で来年が10周年イヤーになるので、さらにここから成長して10周年もなにかしらできるよう頑張りたいと思います」と抱負を語ってくれた。  今回の経験を糧に、6期生の10周年イヤーはぜひともZeppを超える大きな会場を彼女たちの力で埋められるようになっていってほしい。  そして、その背中を見て、後輩が奮起し、SKE48全体に勢いがつくことを期待したい。 取材・文/八木康晴 写真/©2021 Zest,Inc.
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