ライフ

髪の毛で遊べないハゲは、ヒゲやメガネでおしゃれを楽しむべし

ハゲは白いキャンバス。派手なメガネで若づくりを

イケてるハゲの極意「ハゲは白いキャンバスのように自由である」と語るのは、メガネ専門スタイリストの森一生氏。ハゲはメガネ向きだという。 「メガネ選びで難しいのは、髪形とのバランスを取ること。でも、ハゲの人は頭髪の印象が薄いので、髪形が邪魔になりづらく、似合うメガネの幅が広いのです。特に丸刈りやスキンヘッドはなんでも似合いますよ。髪の毛がない分、メガネのアイデンティティが前面に出ます。知的、優しそう、オシャレっぽい、クリエーター風など、メガネのイメージが自分の印象になると思って選んでください」  ハゲを生かすメガネ選びのコツは、なりたい自分のイメージに近いメガネを見つけることだとか。 「人は見慣れたものを『似合う』と思い込むので、顔に変化をもたらさない地味なメガネを選びがちです。しかし、印象の薄いメガネだと、顔より頭部に視線が集まり、老けて見えます。思い切って、太いフレームのメガネを選びましょう。日常的に帽子をかぶる人なら、帽子と合わせてもうるさくならない細フレームの黒縁がおすすめです」  老けて見られがちなハゲも、メガネのもたらす若見え効果によってリカバリーが可能だ。 「メガネのフレーム効果を味方につけ、目元をはっきりと強調すると若々しく見えます。ハードルが高く思われがちですが、派手なメガネはフレームの印象が強い分、実はどんな人にも似合いやすい。自然と視線も顔に集まります」  派手なメガネをかければ、ハゲを視線からかわしつつ、若々しく見せられる。一石二鳥だ。

ハゲを生かすメガネ選びのコツ

1:スキンヘッドには個性 髪形が干渉しないので、攻めた直線的なデザインの個性的なメガネが似合う。黒が強すぎるという人は肌馴染みのいい茶色系を。
イケてるハゲの極意

左からGROOVER、GLOSS-EYES

2:薄毛には太フレーム 頭が寂しい分、メガネはフレームの印象が強いものを。太フレームを選ぶと若く見える。視線をメガネに集めることで枯れ感をカバー。
イケてるハゲの極意

左からGROOVER 、GLOSS-EYES

3:帽子に合わせるなら黒縁 帽子とケンカしない、控えめなデザインがおすすめ。ただし、細フレームは、黒縁など目元をはっきりさせるデザインでないと老けて見えるので注意。
イケてるハゲの極意

ともにTonySame

【丸山尊人氏】 BARNEYS BARBER’S SHOPの代表責任者および、理髪店Bコレクターの代表。ヒゲデザインのプロ集団「ヒゲ倶楽部」のリーダーを務めている 【森 一生氏】 メガネに特化したスタイリスト。ドラマ、映画、広告などでメガネのスタイリングを多数手がけ、メガネブランド「Re:See」のプロデューサーを務める <取材・文/週刊SPA!編集部>
1
2
おすすめ記事