「泥にまみれろよ」…男が惚れた漫画・アニメの名セリフ
幼い頃から大人になった今に至るまで、大好きだった漫画やアニメのセリフが、人生のターニングポイントや心が折れそうなときに、自分たちを奮い立たせるサプリになることがある。そんな心の金言を紹介しよう
◆男として憧れる名言が満載の冒険、格闘、スポーツ漫画、SFアニメ
男子たちが“男の理想”と憧れるセリフは、やはり『週刊少年ジャンプ』などの格闘漫画に集中。
ジョルノ・ジョバーナの「『覚悟』とは!! 暗闇の荒野に!! 進むべき道を切り開くことだッ!」、空条承太郎の「てめーはおれを怒らせた」など、『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦)のセリフには、「そこにシビれる!あこがれるゥ!」(※こちらも『ジョジョ~』の名セリフのひとつ。22歳・学生)とアツい支持が。『北斗の拳』(原作・武論尊/作画・原哲夫)の「退かぬ!!媚びぬ 省みぬ!!」も、「どんな逆境にも怯まない姿勢に誰もが憧れた」(23歳・会社員)。
スポーツ系漫画は男同士の友情にアツくなるセリフも多い。「『シュート!』(大島司)の『神谷、サッカーが好きか?』『あぁ、それだけなら誰にも負けねぇ』という会話が、サッカー少年の自分に強く響いた」(20歳・学生)、「『SLAM DUNK』(井上雄彦)で魚住がライバルの赤木に言った『泥にまみれろよ』から、縁の下の力持ちのカッコ良さを教わった」(23歳・会社員)などの声が代表例だ。
なかには、「『両津、今夜はもう一軒飲みに行かんか? わしのおごりだ』『さっすが、部長!帰りタクシーね』という場面で、酒を酌み交わす大人に憧れた」(26歳・コピーライター)と、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(秋本治)に影響を受けた人も。若い男子にはどんな漫画も人生の教科書なのだ。
一方でSF漫画・アニメには、逆境のなかでの名ゼリフが多数。
『銀河鉄道999』でハーロックが放つ「男なら、危険をかえりみず、死ぬと分かっていても戦わなくてはならない時がある」は、その見本のようなセリフだ。
『機動戦士ガンダム0083』では「今は耐えるのだ。生きてこそ得ることのできる、真の栄光をこの手に掴むその日まで、貴公の命、わしが預かる!」と言うデラーズに、「一生ついていく!」(23歳・会社員)とまで思った人も!
また「『攻殻機動隊S.A.C 2nd GIG』で『貴様、いい腕をしているな。今から私の部下になれ』と言った草薙素子の部下になりたい」(22歳・男性)と願望を持ち、「『新世紀エヴァンゲリオン』の葛城ミサトの『奇跡ってのは起こしてこそ初めて価値が出るものよ』というセリフは、美人なのに男前すぎる」(21歳・学生)と惚れ惚れ!
※文中のセリフは、極力編集部でも調べましたが、回答者のおぼろげなものもあります
― 人生に効く[漫画&アニメ]名セリフ集【4】 ―
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