エンタメ

熊田曜子のDV騒動、過熱するスクープ合戦の裏で暗躍していた“闇紳士”の存在

独占インタビューのはずが……

 だが、熊田曜子を巡る騒動は思わぬ方向に動く。5月18日に熊田曜子は夫のA氏から平手で叩かれるなどしたため警察沙汰となり、A氏は暴行容疑で逮捕されたのである。先述の芸能記者は「風向きが変わった」と話す。 「それまでは誰も相手にしなかったX氏ですが、夫のA氏がDVで逮捕となれば話は変わる。各誌はX氏からの情報を得ようと躍起になった。それでX氏はまたしても狡猾な動きを見せたんです。  各誌に夫のA氏の『独占インタビュー』を持ちかけたんです。それに乗ったのが文春と新潮。蓋を開けると、ライバル誌である2誌は『独占』と言われていたにもかかわらず、同じ発売日にA氏のインタビューが掲載されてしまったんです。文春の関係者は大激怒してX氏を出禁にしたとか。そりゃ怒りますよね」

熊田曜子のネタはこれからも続く!?

 とは言え、この一件で熊田曜子を巡るネタが噴出し、各誌一斉に熊田ネタを報じるようになっていった。 「X氏からの売り込みということで眉をひそめたのもあったんですが、それ以上に熊田の所属している事務所との関係を各誌懸念したんです。熊田の所属している事務所はグラビアタレントを多く抱えており、グラビアが売りの週刊誌は事務所との関係性もあり、熊田のネタを見送ったのは否めません。  しかし、この一件で事実上の解禁となり、熊田ネタを各誌出すようになりました。これからも細かいネタがちょくちょく誌面に出てくると思いますよ」  DV事件の裏には、思惑が複雑に絡み合っているということか。 <取材・文/日刊SPA!編集部>
1
2
おすすめ記事