“世界一孤独”な日本のおじさんたち。「新しく友人をつくる気力はない」
弱くても心地いい人間関係を複数作ることが重要
男性は唯一の支えである家族を失ったとき、どうなってしまうのだろうか。一人暮らしの高齢者へのアンケートでは、「ちょっとした手助けでも頼れる人がいない」と答えた女性が10%ほどだったのに対し、男性は30%を超える。
「女性のコミュニケーションの基本はコラボレーションですが、男性はコンペティションです。競争社会の中で培ったマウンティングのような会話しかできない中年男性が、将来的に孤独な状態に陥ってしまうということは十分に考えられます。行きつけの喫茶店やスナックをつくったり、ペットを飼ったりして、弱くても心地のいい人間関係をいくつもつくっておくことが孤独から身を守る対策になります」(岡本氏)
古い価値観に侵された中年男性は、自ら孤独に追いやられているのかもしれない。
【コミュニケーション戦略研究家・岡本純子氏】
企業やビジネスプロフェッショナルの「コミュ力」強化支援のスペシャリスト。著書に『世界一孤独な日本のオジサン』(角川新書)
取材・文/週刊SPA!編集部 撮影/杉原洋平 恵原祐二 図版/松崎芳則
※週刊SPA!6月29日発売号の特集「死に至る孤独の病」より
―[死に至る孤独の病]―
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