“世界一孤独”な日本のおじさんたち。「新しく友人をつくる気力はない」
―[死に至る孤独の病]―
今年2月、内閣官房に孤独・孤立対策室が設置されるなど、今や大きな社会問題となった日本人の「孤独問題」。浮き彫りになった“望まない孤独”の正体と、「孤独」が人体に及ぼす深刻なリスクに迫った!
蔓延する孤独の正体。日本のオジサンが危ない?
コロナ禍によってさらに深刻化している孤独。人々に多様な健康リスクをもたらすことが、最近の研究で明らかになっている。
「東京都健康長寿医療センター研究所では『高齢期の社会的孤立と閉じこもり傾向による死亡リスクは2倍』という結果を発表しています。海外でも『早死にリスクが50%上昇する』という研究結果が明らかになり、孤独は世界中で深刻な病として捉えられています」
そう語るのは、『世界一孤独な日本のオジサン』の著者で、コミュニケーション戦略研究家の岡本純子氏だ。孤独とは「物理的に一人きりの環境下に置かれることだけではない」と語る。
「問題は、自分が望んだ人間関係と、現実の人間関係の間に乖離があるかどうか。政府はこれを“望まない孤独”と定義し、その悪影響を危惧しています。人間関係や環境にかかわらず、『本人が孤独を感じているかどうか』のみが現代の孤独を測る指標になるのです」
日本は「孤独大国」
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