ダメすぎる“パワポ資料”の特徴ワースト5。2位は「文字や図を詰め込みがち」
確かに、パワポを本格的に使うようになるのは社会人になってから。使い方や機能解説の本やネット記事を読み漁り、独学で“こなしている”人は多い。結果、Q3のようにパワポの資料作成に多くの時間を費やすことになる。
1時間以内 15%
2~3時間程度 38%
半日程度 25.3%
1日程度 8%
2~3日程度 9%
1週間以上 4.7%
※「2~3時間程度が約4割ですが、作成後の修正に時間がかかることも。多くの人がさらなる効率性を求めているはず」(川崎氏)
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「半数近くは半日を超えています。これを週に何本もとなると、多忙なサラリーマンにとっては相当キツい。その時間をアイデアを考える時間や本当にやりたい業務に使用したいというのが多くの会社員の本音だと思います」(同)
さまざまな労力をかけて作成したパワポ資料。だが、出来栄えはイマイチなんてこともしばしばだ。Q4の「自身のパワポ資料作成時に該当するものは?」のアンケート結果からは、86%の人が「強調が多すぎてどこが重要か全然わからない」など資料作成時における具体的な苦手意識が見えてきた。
<やりがちなダメすぎるパワポ資料の特徴ワースト5>
▼やりがち度 86% 強調が多すぎてどこが重要か全然わからない
最もありがちなのが太字・カラー・ハイライトを使いすぎてどこを強調したいのか不明な資料。メリハリのあるデザインで伝えたい
▼やりがち度 79% 思いがほとばしり文字や図を詰め込みがち
伝えたい言葉や情報が多すぎて、とにかく文字や図表を詰め込んでしまう。文章はなるべく簡潔にするか、短文でまとめて整理したいところ
▼やりがち度 75% 文字サイズやフォントがテキトーすぎる
「急にどうした?」と思ってしまう唐突な謎フォントの混入。効果的なフォントを厳選することで伝えたい部分が明確になる
▼やりがち度 62% 工夫のないグラフや表を多用してしまう
どこを目立たせたいのかわからないグラフや表。それぞれの統一感もなく、雑多な印象になってしまう。色みの調整で空気感をつくりたい
▼やりがち度 54% 余白に無駄なイラストや写真を挿入する
中身がスカスカに思われるのを恐れて詰め込んでしまうイラストや写真。余白をうまく活用して本当に伝えたい部分を際立たせるべし
Q3 パワポ資料作成にかかる平均時間は?
ダメすぎる[パワポ]資料の特徴ワースト5
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