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パチンコ屋の‟お声がけ”はプロの証!? 店員からの警告集

出禁

店が認めない打ち方をした場合、出玉は没収し景品に交換しない旨を警告するホールも

 20年、30年も前ならば、パチンコ屋の店員はパンチパーマのいかついオッサンというイメージもあったが、最近は優しいイメージを売りにする店も多くある。そうした店でも、プロには厳しい言葉で警告を発するケースもある。 ▼『会員カードお持ちですか?』  これは実際に筆者が言われた言葉。初代北斗無双での時短中に止め打ちを開始したところ、店員が飛んできて会員カードの有無を聞いてきた。両隣には普通に会員カードなしで打っている人がいるのに、ピンポイントでこのお声がけは不自然すぎる。要は「見てますよ」ってことが言いたいのだろう。もしくは、巧い打ち方をする人は会員として個人情報を管理しておきたいということもあるのだろうか。いずれにせよこの言葉は、間接的に注意するいやらしい手法といえる。 ▼『データとっていますか? それなら出禁です』  これも単純に「プロお断り」が言いたいだけなのだろうが、なにかしらのきっかけを見つけて出禁を宣告するパターン。「他にもたくさんいるのに……」と言ったところで覆るはずもない。

ストレートな物言いで出禁に……

▼『二度と来るな!!』  こちらは、もはやお声がけレベルを超えている一発レッドカード宣言。ゴトや窃盗などの犯罪レベルでもない限りここまで厳しく言われる店は滅多にないが、実際にまったくない話ではない。  話を聞いたプロの方は、ちょっとした止め打ちではなく、ゴリゴリの攻略法を実践していたところ、事務所に連れて行かれたという。そして、店長らしき人から「わかってるよな? 貯玉は交換していいから二度と来るな」と言われたそうだ。  以上がプロなら一度は言われたことがあるであろうお声がけセリフの例である。最後の完全一発退場の例は他にも聞いたことがあるが、共通しているのは「店員のお声がけの最終形はタメ口で高圧的になる」ということ。出禁にする人は、客だと思っていないからこその態度だろう。 「これがパチンコ店の闇だ……」と思う人もいるだろうが、ゴト寸前ともいえる大胆な攻略打ちをしているのなら仕方ない話である。敬語で話しているうちに打ち方を変える、または退店するのが上手い立ち回り方法のひとつなのではないだろうか。 文/セールス森田
Web編集者兼ライター。フリーライター・動画編集者を経て、現在は日刊SPA!編集・インタビュー記事の執筆を中心に活動中。全国各地の取材に出向くフットワークの軽さがセールスポイント
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