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メダルを噛んだ河村たかし市長に名古屋市民は「気持ち悪りぃがや」の大合唱

名古屋市民は一様に「NO!」を突きつける

 では、若い世代の人々はどう思っているのだろうか。20〜40代の名古屋市民に聞いた声をまとめてみた。 「うわぁ、キモ!って思った。ああいう人が自分の街の市長なことが恥ずかしい」(20代・女性・大学生) 「次はちゃんと選挙に行こうと思いました」(20代・男性・大学生) 「ニュースを見て、誰も止めずに笑っていたことのほうが気持ち悪かった」(30代・会社員・男性) 「本当に気持ち悪いと思いました。ああいうのが面白いと思ってる人たちは消えてほしい」(30代・主婦・女性) 「昔、上司と食事したときに『これ旨そうだね、ちょっとちょうだい』って言って、私のアジフライをガブッって一口食べたのを思いだして、本当に許せない気持ちになって吐き気がした」(30代・会社員・女性) 「大村さんがもっと厳しくしないから河村さんが調子に乗る。リコールの件も含めてキッチリしないからダメ」(40代・会社員・男性) 「河村さんは高田純次を見てたからやったと思った。メダル噛むことなんて、時代遅れなんだから……」(40代・会社員・男性) 「北京五輪のときもメダル噛んでなかった? 同じことばっかやってウケを狙うのは時代遅れの証拠」(40代・会社員・男性)  などなど、手厳しい意見がズラリ。河村ラブな空気は雲散霧消。名古屋市民は一様に「気持ちが悪い」と思っているようだ。

支持率は急降下

 地元紙の記者もこうした世論について、敏感に感じ取っているようだ。 「リコール疑惑が絡んだ先の選挙では、疑惑の渦中にありながらもなぜか同情票が集まった河村氏ですが、今回ばかりは厳しい立場に立たされてますね。特に女性からの批判の声がよく聞かれます。議会でも追求されるのは必至です。  河村氏の支持母体である減税日本は名古屋市議会では野党。謝罪はしていますが、公務にも支障が出始めており、進退を伺う声も日増しに強まっています」  この難局をどう乗り切るか、それとも自らの進退を……。しばらくは目が離せないだろう。 取材・文/日刊SPA!編集部
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