ニュース

疑惑の笠松競馬は復活でどう生まれ変わるのか。復活初日に突撃してみた

ピンチはチャンス! 若手ジョッキーへの期待

笠松競馬

再開初日から3日間、Twitterで予想を披露した安井氏

 また、大原浩司騎手会長は「良い騎乗で白熱した良いレースを見せることが一番」と語ると同時に、「若手にはチャンスにもなる」と語っていました。再開最初のレースは2017年にデビューした渡邊竜也騎手が勝利。2020年にも笠松リーディング2位のホープですが、新しい勝負服に身を包み、新生・笠松競馬にふさわしい初陣となったように感じます。一度全てがリセットされたという事で、今後は若手の奮闘も見られるのではないかと期待しています。

収支はしっかりプラスに

笠松競馬

公営笠松競馬場に鎮座する笠松競馬場の商売繁盛と競馬ファンの勝負頼みの神で知られる勝運稲荷の社。お稲荷様も今回の騒動にはご立腹!?

 さて、では冒頭でもお話した筆者の馬券成績はいかに…。実は笠松競馬再開に際し、勝SPA!さんのTwitterにて予想をアップさせていただくことになりました。取材当日は11Rと12Rを予想。この2レースで電車賃を回収する作戦です。  11Rはスタートと同時に本命に予想したタイセイブラックがまさかの落馬。同馬からの馬券しか買っていなかったので、この時点で不的中が確定となってしまいました。そのタイセイブラックは悠々と走ってそのままゴール。その後に入線した2頭が相手の2頭だっただけに、もし落馬がなければ…と思うと同時に縦目も拾っておけばというダブルパンチでさらにへこみました(泣)。その後の12Rは3着が抜けて外れ。結局、この日はマイナスで帰宅することになりました。  しかし、まだ2日間開催はあります。2、3日目は自宅で観戦しており、それぞれ予想したレースで2日目は2レース中1レース的中。3日目は2レース全て的中し、トータルでは1万8600円のプラス。電車賃以上の儲けになりました。次開催もTwitterで予想をお届けしますのでぜひチェックしてみてください。  今回は無観客開催という事で馬券売り場も閉まっており、また売店なども開いていませんでした。そのため笠松グルメを堪能することは出来なかったのですが、また有観客開催になったら足を運んで、笠松の競馬とグルメを堪能したいと思います。 文/安井涼太
各種メディアで活躍中の競馬予想家。新刊『安井式上がりXハロン攻略法(秀和システム)』が11月15日に発売された。『競走馬の適性を5つに分けて激走を見抜く! 脚質ギアファイブ(ガイドワークス)』『超穴馬の激走を見抜く! 追走力必勝法(秀和システム)』、『安井式ラップキャラ(ベストセラーズ)』など多数の書籍を執筆。
Twitter:@RyotaYasui

安井式上がりXハロン攻略法安井式上がりXハロン攻略法

(秀和システム)

1
2
勝SPA!
おすすめ記事