更新日:2021年09月17日 18:30
ライフ

ひろゆきが小山田圭吾バッシングで心配する「子どもの教育に与える悪影響」

「復讐にも限度がある」と忘れてはいけない理由

ひろゆき そして、弱者だから強者を攻撃していいという考えは、「被害者は加害者に何をしてもいい」という攻撃の論理に繋がります。  ハンムラビ法典は復讐を認めていますが、目には目まで、歯には歯までの復讐しか認めていません。復讐にも限度があるよ……というのを伝えているのです。  世界のどこかで絶えず起きている戦争も、お互いの正義を振りかざしたことがきっかけで始まるものです。

正義であることを、絶対視してはいけない

 そう考えると、子どもたちには正義を絶対視してはいけないことを、きちんと教えたほうがいいのではないかと思います。  とはいえ、人間以外の知能を持った動物でもいじめが発生することを考えると、いじめの根絶はなかなかできません。  だから、実際は「問題が大きくならないうちにいじめを発見して早期に対処をするべき」ぐらいで収めておくのが現実的なのかもしれませんね。
西村博之(にしむらひろゆき)1976年、神奈川県生まれ。東京都・赤羽に移り住み、中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年に開設した「2ちゃんねる」、2005年に就任した「ニコニコ動画」の元管理人。現在は英語圏最大の掲示板サイト「4chan」の管理人を務め、フランスに在住。たまに日本にいる。週刊SPA!で10年以上連載を担当。新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし

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