エンタメ

「疲れてる」日常の漫画がSNSで反響、作者は会社員との二足の草鞋

「稼げるアカウント」にするために

たくまる 今や8.6万フォロワーまで成長したが、たくまる氏は「稼げるアカウント」にするために意識していることがある。 「自分の漫画を読んでもらいたいという気持ちだけでなく、時間と労力をかけて漫画制作をするからには稼げるアカウントにしたいという気持ちもあります。描き続けるには、ある程度の資金がないと創作活動も続けることは難しいので……。  インスタグラムで稼ぐにはPR案件を受ける方法が基本ですが、どんなに人気のアカウントでも投稿した途端に『なんだPRか』と興ざめしてしまう方が多く、フォロワーが減ってしまうことが多いのが現状です。そのため、僕は納得できる金額の場合しかお引き受けしないことを決めていて、少ないPR案件の数でも安定した創作活動ができるように工夫しています」  目先のことだけでなく長期的な人気アカウントづくりを目指した結果、フォロワー数は伸び続けた。そして、ついには書籍化の話も舞い込んだ。  ここまで成功した理由をたくまる氏は「ニッチ×需要のあるコンテンツ」の方程式だと明かす。 「ほかにも人気の漫画アカウントはたくさんありますが、わかりやすい漫画を描いているということ、そしてその内容がニッチなことですかね。『疲れてる』話だけを描いて投稿し続けている漫画家は、おそらく日本で僕だけです」

本業はYouTube関連の会社員、漫画家との2足の草鞋生活

たくまる 実はたくまる氏はYouTube関連の仕事をする会社員でもある。普段本業では動画撮影や編集をするため、ある「職業病」が漫画制作にも影響してしまうのが悩みだそうで……。 「フォロワーさんから提供してもらったあるあるネタを漫画にしていく際に、どうしても動画のシーンを考えるようにコマ割りを考えてしまうクセがあるみたいで。出版社の方にも『コマの作り方が動画的ですね』と指摘されて初めて気づきました。漫画家さんみたいな感じでコマを作りたいというのがひそかな悩みです……」  しかしその動画的な独特のコマ割りがテンポよく読める面白さにつながっているような印象もある。
次のページ
家族や職場が協力してくれた
1
2
3
ぼくらはみんな疲れてる

Instagramで投稿されている漫画『疲れてるシリーズ』が話題の漫画家「たくまる」。本書では、インスタで既出のネタに描き下ろし新作も大幅にプラス。日々の疲労感を笑い飛ばせるような一冊となること請け合い。
テキスト アフェリエイト
Cxenseレコメンドウィジェット
ハッシュタグ
Pianoアノニマスアンケート
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠