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ひろゆきが「親ガチャ」という言葉をポジティブに捉える理由

「親ガチャ失敗」を受け入れることも大切

ひろゆき それでも「親ガチャ失敗は心外」と思う親もいると思うので、それなら「親ガチャ失敗」と言われないようにすればいいだけです。  子どもが「親ガチャ失敗」と言うのは「親のせいで失敗した」と感じているわけですが、それは親が“親のせい”と思わせないよう、子どもときちんと向き合わなかった結果だと思うのです。  そう思わせないためには、容姿など先天的な部分以外の行動が原因ならば、子どもが感じたことを親が事実として認め、説明して納得してもらえるよう時間を使うか、自らの行動を変えて、子どもとの関係を築き上げればいい。  自分が嫌われるようなことを子どもにして、嫌われたことを怒るとか意味がわかりませんしね。

子どもの成長は、親や家庭以外にも大きく影響される

 逆に「イケメンや美女じゃない」と先天的なもので批判された場合も、まずは事実を受け入れる。子どもの遺伝子の半分は親のもので伴侶を選んだのも親ですから。  ただ、ここで親が傷つく必要はありません。それは祖父や祖母からの遺伝なので「私も親ガチャ失敗だけど、楽しく暮らせているよ」みたいな返しをすればいいんじゃないかと思うのです。  仮に親ガチャに失敗しても、子どもの成長は親や家庭以外に友達や学校などの環境にも影響されるものです。いくら親ガチャに失敗したとしても、うまくいく場合もあります。そうなっていくためにも、気軽に「親ガチャ」と言える社会のほうがいいですよね。
西村博之(にしむらひろゆき)1976年、神奈川県生まれ。東京都・赤羽に移り住み、中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年に開設した「2ちゃんねる」、2005年に就任した「ニコニコ動画」の元管理人。現在は英語圏最大の掲示板サイト「4chan」の管理人を務め、フランスに在住。たまに日本にいる。週刊SPA!で10年以上連載を担当。『僕が親ならこう育てるね』という初の子育て論本が発売。著者印税は児童養護施設へのパソコン寄贈に充てられる

ざんねんなインターネット

日本をダメにした「ネット炎上」10年史


僕が親ならこう育てるね

2ちゃんねる創設者・ひろゆき氏の新刊は“教育&子育て論” ※本の著者印税は、児童養護施設へのパソコン寄贈に充てられます。


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