ひろゆきが語る「学校の先生に期待することが間違い」な日本の教育環境
日本屈指のインフルエンサーであるひろゆき氏。そんな彼が初めてまとめた教育&子育て論本『僕が親ならこう育てるね』では親が直面する子育ての問題について新しい視点で提言し、話題を呼んでいる。そんなひろゆき氏が今回、日本の学校教育について語る。
「学校って何も期待するような場所じゃない」
お笑い芸人のカズレーザーさんがそう発言し、物議を醸しました。その意見には、僕も同意です。
著書『僕が親ならこう育てるね』の中で「バカは学校に行っておいたほうがいい」と書きましたが、確かに読み書き、そろばんの最低限のレベルは身につけられますが、学校だけでそれ以上を学べる人は少ないと思うのです。
もちろん子どもの能力にもよりますが、それ以上を学ばせようと思ったら塾に通わせることになります。事実、それなりにいい大学へ合格する人の大半は、塾や予備校、家庭教師など学校以外で学んだ人です。
裏を返すと「義務教育の学校の多くは、いい大学に入るための勉強をする場所としては不十分」ということになりますよね。
「学校は勉強だけなく、友達づくりや情操教育などを行う場でもある」と考える人もいますが、学校へ行かなくても友達づくりはできますし、部活動も地域のスポーツクラブなどで代用できます。
日本の学校教育に期待してはいけない
義務教育だけではいい大学には入れない現実
西村博之(にしむらひろゆき)1976年、神奈川県生まれ。東京都・赤羽に移り住み、中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年に開設した「2ちゃんねる」、2005年に就任した「ニコニコ動画」の元管理人。現在は英語圏最大の掲示板サイト「4chan」の管理人を務め、フランスに在住。たまに日本にいる。週刊SPA!で10年以上連載を担当。新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし』
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