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コンビ仲の悪い芸人。生放送中のオール阪神・巨人のガチ喧嘩に背筋が凍った

何事もなかったように……

 スタジオの空気は番組が終わるまで凍りついていましたが、翌週のリスナーからのお便りを見る限り、いつものように楽しい放送として届いていたようです。そこがプロの話術ということでしょうか。  それでも放送が終わり、スタッフとモーニングを食べて、バラバラに吉本の本社へ行き「コンビ結成12周年公演」の打ち合わせを、外から見る限り、何事もなかったように話し合われていました。  やはり、なにがあっても「ビジネスパートナー」としてはお互いに“最高の相方”だと認めておられたからこそだと思います。 文/本多正識
漫才作家。'84年、オール阪神・巨人の台本執筆を皮切りに、漫才師や吉本新喜劇に多数の台本を提供。'90年吉本総合芸能学院(NSC)講師就任。担当した生徒は1万人を超える。著書に『吉本芸人に学ぶ生き残る力』(扶桑社刊)などがある

吉本芸人に学ぶ生き残る力

NSC講師として1万人以上の生徒を送り出した伝説の講師が教え子たちに教えた生き抜く術とは

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