なぜキングオブコントの王者はM-1王者よりも注目されないのか
―[芸人は今日も炎上する]―
「Mー1グランプリ」と「キングオブコント」は似て非なるもの
東京オリンピックの開催、大谷翔平選手の活躍でアスリートが燃えていますが、これから冬にかけては芸人が燃えてくる季節が来ます。いろいろな大会がありますが注目されるのは年末の風物詩になってきた漫才日本一を決める「M―1グランプリ」でしょう。優勝はもちろん、決勝に残っただけでも人生が激変するほどのインパクトを残すのは視聴者のみなさんが一番わかってらっしゃることと思われます。
10月にはコントの日本一を決める「キングオブコント」も行われますが、同じお笑いの日本一を決める番組でも、スポットライトの浴び方が明らかに違います。これは「漫才」のほうが「コント」より優れているということではありません。私は漫才作家ですが、40年近いキャリアの中でコントもたくさん書いてきました。
演者自身による「漫才」「コント」の制作から練習の過程を数多く見てきましたが、その熱量になんら変わりはありません。それでも受け取られ方が違うのは「漫才」と「コント」の作りの違いが大きいと思います。
漫才とコントは何が違うのか?
漫才作家。'84年、オール阪神・巨人の台本執筆を皮切りに、漫才師や吉本新喜劇に多数の台本を提供。'90年吉本総合芸能学院(NSC)講師就任。担当した生徒は1万人を超える。著書に『吉本芸人に学ぶ生き残る力』(扶桑社刊)などがある
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| 『吉本芸人に学ぶ生き残る力』 NSC講師として1万人以上の生徒を送り出した伝説の講師が教え子たちに教えた生き抜く術とは ![]() ![]() |
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