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仕事のヤル気ゼロ、「何をやっても無駄」が口癖の“妖精おじさん”。将来はうつや引きこもりの可能性も

政治家や著名人の失言、おじさん構文の炎上など、非難を浴びることの多いおじさん。下の世代からの揶揄にとどまらず、手を取り合うべき同世代から嫌われてしまうことも。中年男性500人へのアンケートと識者取材から、嫌われるおじさんのタイプを導き出した!

責任ある仕事を回避。他者評価を気にしない「妖精おじさん」

妖精おじさん 会社にいない、いたと思えば何をしているかはわからない……社内でレアキャラと化している妖精おじさんに通底するキーワードは「どうでもいい」だ。 「妖精おじさんはこれまでの人生で頑張って報われた経験が少なく、自己効力感が低いのが大きな特徴です。『失われた20年』の中を生きてきた影響で、『何をやっても無駄』という考えが強い。出世や昇給、結婚などに対する欲望を失った状態といえます」(人材育成支援企業経営者・前川孝雄氏)  出世欲がないため「責任ある仕事を回避」するのはもちろん、ワークライフバランスという言葉を言い訳にして「会社にこない」こともしばしば。かといってプライベートが充実しているわけではなく、「ツイッターで懸賞ばかりリツイート」など、省エネな印象を受ける。 「40代の男性は度重なる不況の煽りをくらい、『報われた感』が低い。燃え尽き症候群のようになってしまった人が少なくありません。諦観が強い世代であり、その影響は仕事以外の部分にも色濃く表れています」(博報堂生活総合研究所・前沢裕文氏)

無気力・無頓着なだけにも思えるが…

 他人にどう思われようが気にならず、「黄ばんだワイシャツ」「歯や口が汚い」など、身だしなみに気を使えない。無気力・無頓着なだけにも思えるが、「事態は意外にも深刻」だと前川氏は語る。 「妖精おじさんルートの先にあるのが中高年のうつや引きこもり問題です。正社員が安泰という時代ではないので、クビを切られたダメージの大きさに再起できないかもしれません」  妖精というネーミングでも、抱えている問題は可愛くない。
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場面別、嫌われおじさんの特徴
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