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夏目三久結婚引退宣言バッシングにキャバ嬢たちが「それは失礼!」と一喝――2021年ベスト5

フェミニストでも何でもなく単に性格が悪いだけの発言

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写真はイメージ

 そんな中、「フェミニズムの意見には一理あると思いますが……」とネットの意見を斬るのは、結婚当時は夫婦共働きだったと語る大阪のスナックに勤務するアヤナさん(仮名・38歳)。 「私は女性が結婚しても仕事を続けることには賛成だし、結婚して家庭に入ると社会での女性の席が減るという意見にも一理あるとは思うのですが、今回騒いでいることに関しては余計なお世話だと思います。  そもそも、家庭に入る夏目さんに対して『奴隷出荷』という言葉が失礼だし、もはやフェミニストでも何でもなく単に性格が悪いだけの発言。そういう一部の失礼な人達がフェミのイメージを落としているのでは……と。  女性の社会的立場を訴えるのはあくまで自分達のためであって、結婚して家庭に入ると決めた夏目さんに対してその言葉はあまりにも的外れだし非常識だと思いましたね」

周囲がとやかく批判する筋合いはない

 家庭に入ったからといって仕事をしなくていいというわけではもちろんなく、芸能人や社会人として働くのと同等に専業主婦も多忙になることは間違いない。  日本は世界的に見ても共働き社会へのシフトが遅れているともいうが、それを決めるのは夫婦それぞれだ。周囲がとやかく批判する筋合いはないのだろう。 〈取材・文/カワノアユミ〉
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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