ライフ

ジムに行く時間もお金もない。運動器具を使わずに筋トレするなら“限りなくゆっくり”

運動不足にはスパルタスクワット!

 一般的なスクワットは足を広げて直立した状態から腰を落としてしゃがみ込み、再度立ち上がる一連の動作です。しかしスパルタスクワットは、スロートレーニングの理論に沿って「限りなくゆっくり」と行います。 <How to スパルタスクワット> ①足を肩幅に広げる ②お尻を引くように股関節を折り曲げ、ゆっくりと腰を落としていく ③膝とお尻の高さが揃うところを限界とし、自分の下がれる高さまでお尻を落としたらこの体勢を5〜10秒キープする。 ④股関節が伸びきって直立する直前に再度②の手順で腰を落とし、③のようにキープする。 ※5回2〜3セット/日 スパルタスクワット
スパルタスクワット

この体勢を5〜10秒キープ

 膝や股関節を完璧に伸び切らず、曲げた状態でゆっくりと動かすことが重要です。こうすることで太ももやお尻の筋肉の血管が圧縮されてエネルギーが送られにくくなります。  膝を伸ばし切らず、常に曲げたり伸ばしたりを続けて、いちばん苦しい膝とお尻の高さが揃ったところでキープします。  すると、太ももの筋肉は簡単にエネルギーが枯渇し、運動強度が高くなります。

回数は少なくてもOK、そのぶん丁寧に

 身体がラクをする隙を与えずに運動ができますし、大きな重りを持たずともきっちりとした運動負荷がかけられるため、自宅など限られた場所でも運動効果が期待できます。  回数は5回、1日2〜3セットでOKです。  バーベルなどの重りを使うスクワットよりも回数が少ないぶん、膝や股関節の曲げ伸ばしと、腰を落とした状態のキープを丁寧にすることが効果を高めるコツです。 <文/ヒラガコージ>
柔道整復師/パーソナルトレーナー。スポーツクラブでインストラクターとして指導をし、現在は医療国家資格である柔道整復師の知識を生かした身体機能の改善からダイエットまで幅広いクライアントを担当するフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。公式「Amebaブログ」更新中
1
2
おすすめ記事
ハッシュタグ