女優・桜井ユキの後悔のない生き方。悩むより「えーい、やっちゃえ!」
第1期が最終回を迎えたドラマ『真犯人フラグ』での怪演も話題を集めている女優の桜井ユキさん(34)。2021年にデビュー10周年を迎え、ファースト写真集『Lis blanc(リス・ブロン)』を発売しました。
「自分の何かを形として残したかった」という桜井さん。撮影は故郷大分と福岡で行われ、幼少期を過ごした祖父母の家での素顔を感じさせる写真も収められています。そんな桜井さんに、どんな子ども時代を過ごしていたのか、また写真集発売に向けたボディメイクで気遣ったことなどを伺いました。
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――とてもドラマチックな写真集だと感じました。
桜井ユキ(以下、桜井):ありがとうございます。ストーリー性のある写真集にしたいという思いがあったのでとても嬉しいです。デビューから10年ということもあり、今の自分を何か形として残したいと考えていたタイミングで、写真集のお話をいただきました。完成したものを見て感動しました。写真集は、これが最初で最後かもしれませんし、そうなってもこの1冊で良かったなと思っています。
――故郷で撮影されたんですよね。
桜井:生まれ育った大分と、青春時代を過ごした福岡で撮影しました。幼少期を過ごした祖父母の家での撮影もあったので、私という人間の人生のストーリーが出ているかなと思います。
――大分の家で過ごした時間、おじいさまおばあさまからの教えで血肉になっていると感じることはありますか?
桜井:自然のなかで育ててもらえたことが大きいと思います。表に畑があって、「ちょっと大根取ってきて」とか「シソを摘んできて」とか。遊びもおじいちゃんの畑仕事についていって、土と触れ合っていました。すごくいい経験だったと思います。今、お芝居をやらせていただくにあたっての感性も、そこでの経験が身になっていると思います。
――土遊びや、カエルに触ったりといったことも平気でした?
桜井:平気です。蝉やかぶとむしを取りに行ったり、そんなことばかりしてましたね。お手伝いもたくさんしてましたよ。畑仕事もそうですし、薪風呂だったので、おじいちゃんが割るのに薪を渡したり。ご飯を作るときも「これ洗っておいて」とか、楽しみながらのお手伝いで、自然とそうしたことを教えてもらっていました。
何か形として残したいと考えていたタイミングだった
自然の中で育ったことが感性を磨いた
ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異。X(旧Twitter):@mochi_fumi
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『Lis blanc』 映画やドラマなど数々の話題作に出演し、高い演技力と確かな存在感で様々な役柄を演じきり、見る者に強烈な印象を残す注目の実力派女優・桜井ユキ。デビューから10周年を迎え、初となる写真集がSDPより発売中 |
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