「彼にはプリペイド携帯しか渡されていませんでした。なので長時間の電話はできません。しかもメンバーが同じマンションに住んでおり、常にマネージャーから見張られているようなものです。彼には、あまり自由がありませんでした。 　私との出会いのきっかけとなった食事会のときは、合コンという感じではなく、あくまでタレント同士の食事会ということでマネージャーにも許可を得ていたようです」 　いつ会えるのか、自由になる時間は何時からなのか。本人さえ把握していない状況に吉村さんはイライラを募らせたという。そして、ついに行動へと移すことに！ 「マンションで待ち伏せしようと考えました。今考えると怖いですね。彼には、『マンションの下にいるから出てこれそうなときに出てきて』とあらかじめ連絡をしておいて、後はひたすら待つという感じです。なんなら朝まで」 　そして、Aは「今なら出れる、マネージャーが戻るまで会えるよ」と外に出てきたのだが……。彼との時間はあっという間に過ぎてしまう。 「彼は常にマンションを気にしていました。マネージャーがいつ現れるか分からないからだと思います。おかげで、コンビニに買い物に行って少し話すだけでした」 　このような日々が続き、吉村さんは「やっぱり芸能人と恋愛するのは難しい」と感じたという。 「ほかに芸能人と恋愛したことがないので、みんなが同じような境遇ではないとは思いますが、環境は明らかに違い過ぎる。だったら一般人同士で恋愛した方が幸せです」