ライフ

「忙しくて運動無理」な人がスキマ時間にやるべき3つのエクササイズ

 日々の業務で体はクタクタ……。そのうえ、忙しい仕事の合間ではじっくりと運動をする時間を確保するのが難しいというのが本音でしょう。
ストレス

※写真はイメージです

 そこで今回は現役パーソナルトレーナーで柔道整復師の私(ヒラガコージ)が、オフィスや自宅など、日常の生活リズムの中で組み込める、体をリフレッシュするための簡単なエクササイズをご紹介します。

1.30分おきに骨盤を動かす“お座りエクササイズ”

お座り 椅子に座る時、最初はいい姿勢を意識していても、徐々にその姿勢が崩れて気づくと腰から背中が丸くなったまま……なんてことが多いはずです。腰、特に骨盤は崩れて負担の強い姿勢にしておくことが悪影響を及ぼすのはもちろん、運動を失った「不動状態」も強くストレスを感じます。そこで必要なのは骨盤を前後に傾け合う運動です。 <お座りエクササイズ> ① 椅子にお尻をつけ姿勢を正して座ります ② お尻の下目、太腿の付け根あたりにある坐骨(お尻の下を押し込むと触れるゴリッとした骨)に体重を乗せるようにやや前重心に座ります ③ 今度は強い猫背をつくるように背中を丸め、尾てい骨に体重を乗せて行きます ④ ②と③を繰り返すように骨盤を前後に傾けます

2.立ち上がった際には“フライストレッチ”

 デスクワークに限らず、集中して作業に取り組むと前屈みの姿勢が続いて背中が丸くなります。背中が丸くなっていることには気付きやすいですが、忘れがちなのが肩が前に内ねじりしながら出てしまう「巻き肩状態」です。  背中の丸さには意識が届き腰を立てて胸を張ることは多いものの内側に巻き込んだ肩を戻すことを忘れ、胸前の「大胸筋」が収縮した状態を形状記憶してしまいます。これにより首すじから肩にかけては丸まった姿勢が解けません。椅子から立ち上がり、コピーを取ったり、トイレに行く際には胸を開き、大胸筋をストレッチするエクササイズをしてあげましょう。 <フライストレッチ> ① 肘を真っ直ぐに伸ばして胸の前にセットします。 ② 水平に腕を開きながら、腕は外側に捻ります。 ③ 肩甲骨が寄り合うぐらいまで腕を開く場所がゴールです。 フライ フライ※15回2セット
次のページ
マウス操作で手指が不調なら“全力パー・エクササイズ”
1
2
柔道整復師/パーソナルトレーナー。スポーツクラブでインストラクターとして指導をし、現在は医療国家資格である柔道整復師の知識を生かした身体機能の改善からダイエットまで幅広いクライアントを担当するフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。公式「Amebaブログ」更新中
記事一覧へ
おすすめ記事