カーライフ

EV以外禁止のヨーロッパに洗脳されちゃダメ!ベストチョイスは国産PHV

EVの弱点

 でも、EVには弱点がある。停電時は充電できないことです。ソーラーパネルを屋根にのっけていてもダメ。電欠になったら終わりだ。テスラなど輸入EVには、そもそもリーフのような給電システムがないので、クルマとしてしか使えない。  そこで導かれるベストチョイスは、100Vコンセント付きの国産PHV(プラグイン・ハイブリッド)です。バッテリー容量はEVより小さいけど、ガソリンエンジンも積んでいるから、それで発電すれば、トータルではEVの数倍の電力を供給できる。  PHVは、トヨタならプリウスとRAV4、レクサスNX450h+の3モデル、三菱ならエクリプスクロスとアウトランダーの2モデルがございます。ガソリン満タンなら、冷蔵庫を2~3か月は動かせる。貴重な食料を腐らせずに済むのです。

PHVのほうが断然気がラク

 クルマとしても、EVよりPHVのほうが電欠の心配がないから、断然気がラクです。ふだんは自宅で普通充電した電気で走り、遠出の時だけハイブリッドカーとしてガソリンで走ればいいので、充電待ちをする必要もない。ヨーロッパでは’30年以降、ガソリン車だけじゃなくPHVも禁止してEVのみにする方針なれど、カーボンフリーのeフューエルが普及すれば、CO2排出だってゼロにできる! ヨーロッパの連中はバカなのでしょうか?
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中

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