恋愛・結婚

恋の始まりの予感!のはずが…同僚女子に恋した28歳会社員が“固めた決意”

 きっと誰もが「あ~、この人にはかなわないな」という人に会ったことがあるでしょう。今回は切ない恋愛をした男性のお話を紹介します。今回お話を聞いたのは俊介さん(仮名・28歳)。2年前、会社の同僚の春奈さん(仮名)に片思いしていたそうです。 【bizSPA!より転載。リンクなど元記事に移動します】⇒bizSPA!トップへ
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※画像はイメージです

恋の始まりの予感!のはずが…

「入社した時に、コロナ禍だったので新入社員がグループに分けられて小規模な歓迎会があったんです。そこで春奈さんと同じグループになって。部署は違ったんですが、地元が近いっていうこともあってすぐ仲良くなりました。その日から春奈に惹かれている自分がいましたね」  LINEなどで親交を深め、「2人でご飯に行くことも多かった」と言います。しかし、しばらくして春奈さんにある変化が。 「春奈が同じ部署のT先輩の話をすることが多くなったんです。でも実はT先輩は僕の先輩でもあるんです。僕と先輩は高校が一緒で、しかも同じバスケ部で。だからはじめは共通の話題として先輩の話をしてくれているのかなと思っていました」

心の奥にあったものとは…

「T先輩には会社に入ってからもご飯に連れて行ってもらったりして、尊敬できるし大好きなんです。でもどこか大人の余裕があって、紳士的な先輩は自分にないものを全部持っていて。学生時代から少し劣等感があったんです。春奈が先輩の話をするたびに、その劣等感とか嫉妬心がでてきちゃって……。先輩は何も悪くないんですけど、正直、先輩のこと嫌いになりそうでしたね」  なんとか平常心を保っていた俊介さんでしたが、さらに彼を追い込む出来事があったそうです。ある日春奈さんから一通のLINE。それは「T先輩とご飯に行きたいから手伝ってほしい」という内容でした。
LINE

※画像は取材を元に編集部とライターにて作成(以下同じ)

「正直すごく嫌でしたよ。でも春奈も先輩も僕が春奈のこと好きなのは知らないし、春奈が行きたいって言っているのに阻止するのは違うと思って……。先輩に『春奈をご飯に連れて行ってやってください!』みたいに言って。自分何やってるんだろうって、すごい辛かったです」  自分の気持ちを押し殺し、2人の食事会をセッティングしたという俊介さん。後日、春奈さんからそのお礼のLINEがあったようですが、先輩との食事が嬉しそうだった様子に複雑な気持ちだったと言います。
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固めた決意「やっぱり辛かった」
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