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東出昌大、事務所と契約解消で芸能界からフェードアウトか?「もったいない」の声

舞台で見せた不思議な存在の希薄さ、生身感のなさ

2018 PARCO PRODUCE ”三島 × MISHIMA “ 『豊饒の海』ちなみに、三島由紀夫作品を舞台化した『豊饒の海』で演じた主人公・松枝清顕もまた、意外なほどに素晴らしかったのです。 何しろ長身で色白で、華があり、舞台映えするということもありますが、不思議な存在の希薄さ、生身感のなさがあるんです。

見られなくなるとしたら、もったいない

真面目で純粋そうでいて、どこかだらしなく、神経質そうでいて、ヌケていて、長身なのに、子どものように無防備で絶妙なスキとアンバランスさがあり、見る者をちょっと不安にさせたり、驚かせたりするのだと思います。 巧い下手以前に、役者として不思議と人の視線を集め、心をいろんな方向に揺さぶる魅力のある方だと思いますので、様々な作品でみられなくなるとしたら、なんとももったいない。 テレビドラマはともかく、映画や舞台に彼の存在を必要とする場所はいろいろある気がします。 <文/田幸和歌子> ※女子SPA!より
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