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ゴルフスイング「フェースを手首で返す」のは大間違い!/三觜喜一

 教える側の経験則や主観で語られてきた既存の指導法とは一線を画す論理的なレッスンで、YouTubeチャンネル登録者数37万人とゴルファーから絶大な人気を誇るティーチングプロの三觜喜一氏。「自身の集大成」と位置付けるゴルフレッスン本『誰も知らなかったゴルフの教科書』が発売された。そんな彼が『週刊SPA!』で1年半に渡って繰り広げてきた“誌上レッスン”をここに公開!
三觜喜一氏

三觜喜一氏(日本プロゴルフ協会認定ティーチングプロA級)

Lesson22 上達したければマスター必須!フェースターンの真実とは?

【前回を参照】⇒Lesson21  LESSON17からゴルフスイングにおける正しいインパクトについて解説してきましたが、今回はインパクトでボールに最大限のパワーを乗せるために欠かせない“フェースを閉じる動作”について解説していきます。ゴルフの真実に近づくために非常に重要な部分なので、何度も読んでぜひマスターしてください。  そもそもゴルフクラブは、重心がシャフトの延長線上からズレている“偏重心”という特性を持った道具です。そのため、スイング中にフェースが開こうとする遠心力が大きく働きます。  では、開こうとするフェースの動きを制御してスクエアにインパクトするにはどうすればいいのか。

正しくフェースを閉じる動作を入れなければ真っすぐ飛ばせない

 多くのアマチュアは腕や手首を交差させる、いわゆる“フリップ動作”でフェースを返そうとしています。しかし、こうした動作ではフェースを閉じることはできません。余計にフェースが開いてしまったり、支点が右にズレて、単にフェースが左に向いた状態で当たってしまうだけなんです。スコアが伸び悩むゴルファーは、こうした誤ったフェースの返し方をゼロから書き換える必要があります。 誰も知らなかったゴルフの真実
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手首で返すのではなく”シャフトを旋回させる”
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