スポーツ

正しいゴルフスイングに欠かせない”スピネーション”をマスター/三觜喜一

 教える側の経験則や主観で語られてきた既存の指導法とは一線を画す論理的なレッスンで、YouTubeチャンネル登録者数37万人とゴルファーから絶大な人気を誇るティーチングプロの三觜喜一氏。「自身の集大成」と位置付けるゴルフレッスン本『誰も知らなかったゴルフの教科書』が発売された。そんな彼が『週刊SPA!』で1年半に渡って繰り広げてきた“誌上レッスン”をここに公開!
三觜喜一氏

三觜喜一氏(日本プロゴルフ協会認定ティーチングプロA級)

Lesson23 アマチュア最大の障壁!“スピネーション”を体に叩き込む

【前回を参照】⇒Lesson22  前回、「正しいインパクトをするための必須動作」として、シャフトを旋回させてフェースの向きをスクエアに戻すスピネーションについて解説しました(その原理は「Lesson22」を参照)。  僕がゴルフのティーチングを行うようになって20年余り。これまで幾度となくやってきたレッスンのなかで、アマチュアゴルファーの方々になかなか理解してもらえず上達の大きな壁となってしまいがちなのが、ほかならぬスピネーション動作なのです。それほど間違った考えが根深く浸透しているので、今回もスピネーションについて深く掘り下げていきたいと思います!

正しいフェースターンである”スピネーション”を体感する

 多くのアマチュアは腕や手首を交差させる、いわゆる“フリップ動作”で開いたフェースを返そうとしています。しかし、手首や腕を交差させたところでフェースを閉じることはできないんです。ここに気づかない限り、間違った動きから真実の動きへと、脳を書き換えることはできません。  今回は、スピネーションを体感するためにやってほしい動きをお教えします。
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左手首を掌屈、右手首を背屈させて…
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