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ダイソー「化石発掘」体験おもちゃで気分は考古学者。40代おじさんが夢中に

ブロックをバキッと2つに割る

 次に海洋動物のブロックを発掘する。これにはカジキマグロ、ザトウクジラ、イルカ……など6種類のうち2つが入っているという。「なんでカジキマグロが埋まってるんだよ!」なんて野暮なことを言ってはいけない。この世界は不思議なのだ。  ここからはもっとスピーディーに進めていくことにした。まずはブロックの中央に発掘棒で切り込みを入れ、そこからバキッと2つに割る。そんなことをしたら中に入っているものもいっしょに割れてしまうのでは……なんて心配はいらない。中のものはプラスチックなどの丈夫な素材でできているので、そう簡単に壊れたりしないということが恐竜化石のときにわかったのである。

海洋動物は3分で終わる

 ブロックの断面からイルカと蟹の体が半分ほど出ていた。まずはイルカの尾を摘んでズゾゾゾゾッと強引に引き抜く。よし、まずは1匹。
蟹の足

蟹の足がちらっと見えてきた

 次に蟹である。これはゴムのように柔らかな素材でできていたので、ブロックから引き抜こうとすると、その細い足がびよーんと伸びる。「ダ、ダメーッ! 千切れちゃう!」なんていう蟹の悲鳴が聞こえてきそうだったが、それでも構わずに引っ張り続けると、やがてスポンと抜けた。  これで海洋動物の発掘完了である。恐竜化石の発掘には30分ほどかかったのが、海洋動物はその10分の1の3分ほどで終わらせることができた
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苦労した分だけ愛着も湧く
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バイオレンスものや歴史ものの小説を書いてます。詳しくはTwitterのアカウント@kobayashiteijiで。趣味でYouTuberもやってます。YouTubeチャンネル「ていじの世界散歩」。100均グッズ研究家。

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