ダイソー「ほぼプラモデル」な100円立体パズルが面白い。40代おじさんの心に響く
100円ショップの「ダイソー」は玩具のラインナップも非常に充実している。その中で子供だけでなく大人も楽しめそうな商品を見つけた。「メタリック3Dパズル」(税込110円)である。小さな金具を組み立てて乗り物を完成させるパズルだ。建設機械、ミリタリー、レスキューの3つの各テーマごとに2種類ずつ、合計6種類販売されている。この中から3種類選んで購入し、早速、組み立ててみることにした。
まずはミリタリーの戦車から。箱を開封すると、入っていたのは金属やプラスチックのパーツと組み立て説明書、それに六角レンチとミニスパナである。
組み立て説明書のとおりにパーツを合わせ、穴にネジを通してナットで締めていく。すると、少しずつ着実に戦車の形ができあがっていく。この商品はパズルと銘打たれてはいるが、ただ組み立て説明書のとおりに進めていけばいいだけなので、頭を使う要素はあまりない。パズルというよりプラモデルに近いといえそうだ。
砲台に見立てた長いネジと6個のタイヤを取り付けて戦車が完成した。多くの部分が金属で作られているため、その小さなボディに仄かにサイバーパンクの雰囲気が漂っている。手の平に乗せてコロコロと前後に転がし、「うむ、我ながらいい出来栄えだ」という感慨に浸った。プラモデルを完成させたときに相通ずる至福の時間である。
次に建設機械のフォークリフトだ。これもさっきと同じ要領で組み立てていった。狭い箇所のネジ締めに少し手こずりながらも無事に完成。これも戦車と同じくタイヤが動くようになっているのだが、リフトが動かないのは少し残念である。
最後にレスキューの飛行機だ。コの字型のパーツに翼などのいくつものパーツを合わせて長いネジを通し、ナットで締める。が、どうもしっくりこない。組み立て説明書をよく見返し、パーツの並びの順番が間違っていることに気付いた。ネジを外してやり直しである。まずこれが来て、次にこれ……と慎重にパーツを合わせていく。
パズルというよりプラモデル
飛行機の組み立てに手こずる
バイオレンスものや歴史ものの小説を書いてます。詳しくはTwitterのアカウント@kobayashiteijiで。趣味でYouTuberもやってます。YouTubeチャンネル「ていじの世界散歩」。100均グッズ研究家。
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