まず紹介するのはオックスフォードシャツ。こちら生地へのこだわりがかなり凄いです。生地の横糸には三子糸と言う糸を使用しています。 　単糸、双糸など種類がありますが、この三子糸はその中でも流通量が少なく、かなりレアな糸。3本の糸を撚り合わせているので厚みがあり、しっかりとした生地になるのが特徴です。 　実際に手に取ってみてもしっかりとしたハリやコシが感じられ、価格不相応な素材感になっています。 　また、素材だけでなくパーツにもこだわっていて、たとえばボタンを見てみるとプラスチックながら貝ボタンのような見た目になっています。細かいポイントですが樹脂を何層にも重ねて貝ボタンの風合いを表現しているようです。またボタンの縁に丸みを持たせることで、シャツを着脱しやすいようにしている点もユニクロらしさの出ているこだわりポイントです。 　シルエットもアップデートされ、タックアウトしても違和感のない着丈になっています。 　今までユニクロのシャツは着丈が長く、タックイン向きでしたが、こちらはカジュアルでも着用できる見た目です。身幅も緩めになり、最近のトレンドをしっかりと反映して作成されています。 　オックスフォードシャツは基本的に襟先がボタンで止められたボタンダウンカラーになっています。そのため、シンプルなレギュラーカラーと比べると、カジュアルな印象です。 　サイドには耐久性アップのガゼットや縫製などにもこだわって、ヘビーユースしてもヘタレにくい仕上がりになっています。