更新日:2022年12月02日 14:38
恋愛・結婚

外出は“通勤のみ”だった48歳おじさんが外国人女性と交際。困っているのは英語ではなく…

48歳の独身おじさんが“ネットでの出会い”に初挑戦

駅・改札口 坂本さんは職場と家を往復するだけの毎日だった。たまに出かけても友人と食事をする程度。時間があるときは、趣味の旅行に費やしていた。そんな坂本さんに転機が訪れる。 「昨年秋に好きなYouTube番組が生配信をやっていたんですよ。その演者の人がマッチングアプリをすすめていたんです。私は“出会い系”みたいなものに抵抗があって一度もやったことがなかったのですが、試しに登録してみたんです」  読者のなかには、“出会い系”に対して“割り切り”などのネガティブなイメージを抱く人もいるはずだが、坂本さんはピュアな気持ちで始めた。プロフィール文も嘘偽りのないように書いた。 「外国人の女性がいいと思って、ぜんぶ英語で書きました。サイト上のマッチングで有利になるとかで、課金しまくりましたね」

マッチングした相手は38歳のバツイチ外国人

 その数日後、一人の外国人女性から連絡があった。少し警戒したが、メールのやりとりをするうちに打ち解けたと話す。 「相手は38歳のバツイチで、アジアのA国出身。すでに帰化して東京の会社で働いていました。私とは日本語と英語で会話して、とくに不自由は感じませんでした」  メールでのやりとりがしばらく続き、手応えを感じた坂本さんは、彼女が映っている写真をたくさん送ってもらった。「見た目が綺麗でタイプだった」と嬉しそうに言う。そして、どんどん親密になり、Zoomで顔を合わせて話すようになった。  一方、彼女は坂本さんのどこが気に入ったのだろうか? 「私は世界を120ヵ国ぐらい旅しているのですが、どうもそれに興味を引かれたみたいで。多くの国を訪れて、初めて得をした気分でした」  お互いの仕事の都合でなかなか会う機会がなかったが、ついに初デートを迎えた。 「レンタカーを借りて湾岸をドライブしましたが、とても楽しかったですね。久しぶりのデートで青春に戻ったようです」
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結婚には抵抗がある
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