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「バットマンには矛盾や欠点があるからこそ、新たな解釈が生まれる」ロバート・パティンソン

「大作に戻ることは、まるで考えていなかった」

カルチャーフェス・インタビュー ロバート・パティンソン

写真/REX/アフロ

 ジョージ・クルーニー、クリスチャン・ベール、ベン・アフレック――。ブルース・ウェインことバットマンを演じてきた俳優のリストに、新たな名前が加わった。  マット・リーヴス監督の『THE BATMAN-バットマン-』に主演するのは、ロバート・パティンソン。彼を全世界の女子のアイドルにした『トワイライト』シリーズ終了以来、インディーズ映画の個性的な役ばかりを選んできた彼が、メジャー中のメジャーであるこの役を引き受けたことを意外に感じた人は少なくない。 「正直言って、大作に戻るということについては、まるで考えなかったんだよね。監督、プロデューサーと最初のミーティングを持ったときも、自分が演じることになるとは思っていなかった。  僕はバットマンが好きなので、どんなアプローチをするべきなのか、彼が住むゴッサム・シティはどんなビジュアルであるべきかなどについて話し合うのを楽しんでいただけ。そのうちにどんどん魅力を感じていったのさ。こんなふうに進んでいったことに、自分でも驚いているよ」

矛盾や欠点があるからこそ、新たな解釈が生まれる

 今作に登場するブルースは、バットマンになって2年目。情熱はあるが、まだ自分の仕事について、よくわかっていない。そんな中、彼はキャットウーマンことセリーナ・カイル(ゾーイ・クラヴェッツ)に出会う。  リーヴス監督によるとブルースとセリーナの関係は、『チャイナタウン』や『コールガール』に影響を受けて描いたとのこと。 「ハムレットなど古典劇のキャラクターも、過去に何度も解釈し直されてきている。僕は、バットマンというキャラクターが持つ矛盾に強い興味を覚えた。彼には何かとても複雑なものがある。  僕は最初から、これをすごくシリアスな映画としてとらえている。ファンも真剣だよ。欠点がある人物だからこそ、新たな解釈の余地があり、ここにはどういう意味があるのか、これはメタファーなのかと深掘りができる。そしてそこから議論が起きるんだ」
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へとへとになったが、特訓は楽しくもあった
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