本作のTotal Producerを務める秋元康氏が、本作の帯文などを寄稿しているが、率直な感想を伺ってみた。「まさか秋元先生から、私に向けた言葉を頂ける日が来るなんて、人生で来るのかと思わなかったですし、本当に嬉しかったです。タイトルや帯文をいただけることが憧れだったし、大きな出来事でした。10年間アイドルやってきて、本当に良かったなと実感しました」と、率直な感想を述べてくれた。 　続けて「私がよく誉め言葉として、“可愛い”と言ってもらえる事が嬉しくて好きだったので、タイトルに“可愛い”と入れてもらえて、本当に嬉しかったんです」と、喜びのコメントを寄せた。 　ファンの方々から‟天使”と呼ばれている彼女に、“私って天使かも!?”と思うエピソードがあるのか質問してみた。「11歳から、SKE48として活動していて、そのころは‟天使だね～”と言われる事がありましたが、最近は少なくなって来ています(笑)。ただ写真集の撮影時のエピソードなのですが、２泊３日で小豆島といった所で撮影したのですが、全部晴れたんです！　SKE48のメンバーは、‟雨女”が多くて、大事な日は良く雨が降る事が多いんです。でも今回は、私の“晴れ女”パワーで、“天使”的な役割を果たせたかもしれません(笑)」と、‟天使”エピソードを、照れくさそうに披露してくれた。 　本作のおススメのページがあるか質問をすると、自らお気に入りページを開き、「見開きの両ページがお気に入りです！」と、天使の笑顔を見せてくれた。また自身の写真集について、出来栄え点数を問われると、「色々反響が大きかったりして、また写真集出したいなと思ったので、100点を点けたいです。‟ありのままの私”というのがテーマのひとつだったので、自信を持って作品を作る事が出来たなと思います」と語ってくれた。 　今回の写真集発売を経て、今後大きな目標について伺ってみた。「これ以上欲深いと、バチがあたるかもしれないですけど、ソロライブをまたやってみたいです。他はあまりないですが、流れに身を任せて、自分らしく活動出来れば良いなと思います」と、江籠裕奈らしいコメントを寄せてくれた。 　最後締めの挨拶を依頼した。「締めの挨拶ですか!?　えーどうしよう(笑)。発売前は、‟果たして買ってくれる人はいるのだろうか“と、不安な気持ちでいっぱいでした。でも発売前重版が決まったり、先日実施したお渡し会に、現在進行形で応援してくれるファンの方だったり、昔応援してくれていたファンが来てくれたりと、色んな方が手に取ってくれたんだなと実感出来て、すごく嬉しかったです。今まで続けて来たことが、間違いではなかったんだなと感じました。写真集を発売する事で、自信に繋げる事も出来ました。これからも頑張っていきたいと思います」と、写真集発売の喜びを噛みしめた様子で、イベントを締めくくってくれた。 取材・文／日刊SPA！編集部 撮家／撮影：山本佳代子