仕事

大学時代の友人と同じ会社で働く難しさ。ずっと“パシリ”扱いにウンザリ

「家バレして逃げられない」職場では仲良しと勘違いされ大迷惑

頭を抱えたビジネスマン またしてもMさんから、恩着せがましく「俺のおかげで入社できた」と言われる黒川さん。ファイル作成などの単純な作業を押し付けられ、仕事後には飲みに誘われる。  必死で断っていたそうだが……。 「僕の住んでいる家もバレてしまい、メッセを無視していたら酔ったMが家まで迎えにきた。ピンポンを押されて、いきなりアパートの前にいたのでびっくりしました。距離を置きたいのに、大学時代からずっと同じ職場で一緒のため、周りからは“仲が良いんだね”と言われたり、仕事でも同じチームに配属されていました。これがストレスですね」  黒川さんにとっては、Mさんがいると“本当の自分を出しづらい”と感じていた。 「仕事では、先に入社しているMがリーダーを任されていたんです。チームで必要なパワーポイントの資料などを僕が準備しても、まるで自分の手柄のようにふるまうので苛立ちも感じています。もう転職を考えています」  せっかくの新天地なのに、大学時代から続くパシリのような扱いは不運というほかない……。 <取材・文/阿佐ヶ谷蘭子>
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