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「最低3回は見てほしい」上原亜衣が浅草ロック座復帰に懸ける想いとは

「大人になった上原亜衣を観てほしい」

――6年前の浅草ロック座での引退興行では、20日間連続大入りという記録を打ち立てるほど盛況でした。印象に残っている思い出などはありますか? 上原:前回を思い返すと、本当に大変な20日間でしたね。初日は緊張して失敗ばかり。パンツの紐がちゃんと結べず、うまく脱げないハプニングもありました(笑)。10日目あたりで折り返し地点まで差し掛かった頃なんて体力的にもう限界で、事務所の社長さんに「明日は無理かもしれません」って泣いて電話したくらい。  でも、だからこそ終わったときに、これまでに感じたことのない達成感に包まれた。千秋楽の舞台では泣いてるお客さんがいて、それを見た私も踊りながらもらい泣きしてしまい、さらにそれを見た他のお客さんが泣いてしまって……あの光景は一生忘れないと思います。その後、お客さん一人ひとりと握手をしたんですけど、全然終わらなくて。終電を逃した人もたくさんいた(笑)。本当に感謝しかありません。  だけど、私ももう30歳なので、20日間も走り続けられるのか。やっぱり体力面には不安があります。それに、肌を見せるのも引退ぶりです。10キロ近いダイエットをしたという変化もあるけど、年齢的なことで胸の位置も下がってきているし……。今までは高校生役とかが多かったから、そこにギャップがあるかもしれません。でも逆に、大人になった上原亜衣の姿を観に来てほしいと思います。

「いろんな顔の上原亜衣を見せられるんじゃないかな」

ロック座2

練習中の1コマ。「覚えることが多くて大変」と言いつつも、充実の表情をみせた

――お稽古は順調ですか? 上原:振り付け覚えるのがすごく苦手だし、そもそもダンスもあんまり得意じゃないから、絶賛格闘中です(笑)。ただ今回の演出もすごく素敵で、未来に向かって開けていくようなイメージの場面や、しっとりした場面、いろいろあります。いろんな顔の上原亜衣を見せられるんじゃないかな。
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