更新日:2022年05月07日 18:44
エンタメ

へずまりゅうが目指す“反迷惑系YouTuber”像「夫婦のチャンネルを作りたい」

これからの生業は「配信」や「コンサル」

へずまりゅう

再起を誓うへずまりゅう氏

——このたび婚約をされましたが、亡くなられた元カノさんに対する気持ちは、もう整理できたということでしょうか? へずま:当時は今後、一生付き合うことはないし、恋愛はしないと思ったんですけど、彼女は亡くなる前、僕の幸せを願ってくれていましたので。今は社不ちゃん(婚約相手)のことを好きになって、結婚を決意した感じです。 ——では、これからのメインの仕事は何を狙っていますか? へずま:配信ですね。これからも流れが来るかなと。現状、配信すれば稼げているので。もちろん、これが5年後、10年後は危ういと思う。自分もそのうち忘れられるので。  あとは、格闘技イベントに出たりですかね。ギャラが良いので。YouTubeコラボとかも今後していきます。ほかにもバーの1日店長や、SNSでお店を紹介したり。でも、このへんも現時点ではお金になっていますけど、将来的に心配ですね。  あとは、コンサルですね。よくDMで「へずまさん弟子にしてください」とか連絡がくるんでアドバイスをしています。TikTokはフォロワー300人からライブ配信が可能で、いわゆる“投げ銭”で収益化ができるようになるんですけどね。  収益化を目指して、TikTokの編集をこうした方がいいとか、動画の伸ばし方を教えているんです。具体的には、もしも動画が伸びなかったら、チェックして分析するなど、フルサポートする。動画の出だしで視聴者が離脱していると思ったら「最初にインパクトのあることをしよう」と改善策を指示したり。最後まで観てもらうためにはどうしたらいいのか考えます。  また、SNSのアカウントの作り方もわからないという人には、本当に1から収益化できるまで手伝ったりしていますね。それで実際に結果が出たらお金をもらう仕組み。今は3人でコンサルしているのですが、1ヶ月暮らせるぐらいの収入はいただいています。

社会貢献活動で“反迷惑系YouTuber”を目指す

——今後の活動として、個人のYouTubeチャンネルはもう作れないんですか? へずま:どうでしょう? 一度アカウントを「へずまりゅうちぇる」という名前で作ってみたんですが、動画も出してないのに2〜3時間でアカウントが消されてしまいました。誰か通報する人がいるんでしょうかね。  ただ、今後はボランティアや、いじめ問題を扱う真面目なチャンネルを作ろうと思っていて、その動画が理不尽に消されたりしたら、Google(YouTube)の印象も悪くなりますよね。社会貢献や奉仕活動をしているのをBANしたら炎上すると思うんですよ。だから僕は今後、“反迷惑系YouTuber”として世のためになる動画を出していきます。 ——とはいえ、アンチが多いと思いますけど……。 へずま:アンチは無料の広告塔だと思っています。へずまりゅうを始めたばっかりのときは、アンチすらもいなかった。1年間無反応で、コメントしてくれる人も毎回同じ人。アンチがいるだけでもありがたい。  実際、戦略的に反応するときもある。「へずまが理不尽に言い返してきた」とかで盛り上がるので。基本的には「アンチありがとう」としか思っていません。ヒカキンさんやはじめしゃちょーにすらアンチはいるので。  偽善者だと思われてもいいので、良い活動をしていきたい。僕が何かをすれば、アンチコメントで偽善だと言われることが多いですが、「俺は偽善活動をしとるんやー、本当はしたくねぇー!」ってそれさえもネタにしていきたい。ただ、やってることは正義なので。1〜2年くらい前は完全悪を“演じて”いましたが。
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夫婦のYouTubeチャンネルを作りたい
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’92年神奈川県鎌倉市出身。ライター業、イベント企画、映像編集で生計を立てています。レビュー、取材、インタビュー記事などを執筆。Twitter:@yamazaki_naoya

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