エンタメ

元アイドルが野外で「携帯トイレ」を試しちゃう、破天荒すぎるYouTuberになるまで

“ちょっぴり可愛いお笑いコンビ”を結成

わさび

芸人時代のわさびさん

 2人でどうやったら売れるのか考え抜いた結果、“女芸人”という選択にたどり着いたという。元アイドルと元女優、キャッチコピーは“ちょっぴり可愛いお笑いコンビ”だった。 「私としては、芸人はめちゃくちゃいい博打だと思ったんです。完全に自己プロデュースできるので。もともと相方はお笑い好きだったぶん、芸人に対してリスペクトがすごくて。『自分が芸人になるなんておこがましい』と言ってたんです。でも、私が考えていた戦略をじっくり説明したら理解してくれてコンビを組んでくれました」  わさびさんがネタを考え、様々な舞台で披露していった結果、なんとたった1年でネタ番組にも呼ばれるようになった。 「テレビに出れたときは、心から『ハマったぜー!』とガッツポーズ。すぐにレギュラー番組まで決まったので本当に嬉しかった。相方も私も今までの鳴かず飛ばずの活動を考えたらだいぶ進歩したことになるので」  その後、地上波のお笑い番組にも多数出演。上原さんと二人三脚で女芸人として順調に活動を続けていた。

コンビ解散と同時にコロナ禍で活動に制限

 そんななかで2019年、海外旅行をテーマに、のちに夫となるお笑いコンビ「ピーチキス」のけんさんをカメラマンに、3人でYouTubeチャンネルを立ち上げた。が、わさびさんが自由奔放すぎたのだろうか。 「私としてはYouTubeをギリギリで攻めていきたかったのですが、方向性の違いからコンビを解消することになってしまって(笑)。しかも、そんなタイミングで新型コロナウイルスが猛威をふるい始めた。海外旅行にも行けない状態で、何ができるのか。そこで、“密”を避けた田舎でDIYしながらハーレー(ダビッドソン)に乗りたいと思ったんです」 <取材・文/吉沢さりぃ>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。『bizSPA!フレッシュ』『BLOGOS』などでも執筆。X(旧Twitter):@sally_y0720
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