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年末年始の帰省で「親戚に会いたくない」知ってしまった義理の兄の“恋心”にドン引き

―[年末年始の憂鬱]―
 年末年始といえば、多くの人が家族や親戚と過ごす時間を楽しみにしているのではないだろうか。しかし、なかにはそれが憂鬱だという人たちもいる。  今回は帰省で会うことになる親戚たちに“悩み”を抱える人のエピソードを紹介する。

帰省すれば自分のバリキャリ自慢、あまりにしつこい義理の姉

おせち

※写真はイメージです。以下同

 帰省が憂鬱でたまらないと話してくれたのは、専業主婦の成田璃子さん(35歳・仮名)。 「毎年、帰るたびに義理姉の自慢話を一生聞かされているんです。ずっと『すごいですね!』『羨ましい!』の連呼。これを言わないと機嫌が悪くなっちゃうから(苦笑)」  璃子さんの義理姉は3つ年上の38歳。外資系の保険会社で働き、年収は1000万円を超えている。 「それも別に聞いてないけど『まぁこれくらいかな』って自分から言ってくる。他にも貯金額とか、持っているブランド物の値段とか。投資用マンションも持っているんですが、その利率とかまで語ってくれます」  義理姉のバリキャリ自慢には、義両親達も苦笑いなんだとか。 「実の娘なのに『あの子、ちょっと変わってるよね』って結構真顔でいってます。旦那も呆れて、あまりに私にしつこいと『もういいだろ!早く結婚しろよ!』などと言い、大喧嘩になるっていう毎年のお決まりパターンです」

独身貴族かと思いきや…

 義理姉の唯一とも言える弱点は、未婚であること。そこまでのバリキャリで貯金や投資物件まであるなら、悠々自適なおひとりさまかと思ったが、そういうわけでもないそうだ。 「自信満々かと思いきや、意外と独身なことをコンプレックスに思っているみたいで。義理姉の同期はキャリアもあって、エリートと結婚して、今は子供のお受験問題とかっていう感じらしく。同期から『あなた(義理姉)が気楽で羨ましい』などと言われることを、すごく気にしているそうです。その点、私は子供はいるけど旦那の年収が600万なのに専業主婦っていうスペックだから、見下しやすく色々言いやすいんでしょうね」 「年に1回だから諦めている」と話す璃子さんだが、唯一諦められないのが子供のお年玉。 「あんなにバリキャリ自慢するのに、娘にくれるお年玉は5000円(苦笑)。いやいや、1万円くださいよって」
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知りたくなかった、義理兄の恋心
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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