エンタメ

ジャニーズWESTが躍動。ドームに対する熱い想い

念願のドームツアー発表

 この日に最も観客を沸かせたのが、今年7月から開催する初のドームツアーが発表された瞬間だった。  本来は、‘20年に東京ドームと京セラドーム大阪を回るドームツアーを予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止に。そんな悔しい思いを経て発表されたサプライズに、嬉し涙を流すファンの姿も多かった。  中間が「お待たせしました! ついにジャニーズWEST、初めてのドームツアーを開催します!」と宣言すると、客席から大きな拍手が起こった。神山は「みんな泣かないのぉ~!」とおどけたが、藤井は「いや、俺らもそれぐらい嬉しかったよ」と語っていた。  ドームツアーのタイトル『TO BE KANSAI COLOR ―翔べ関西から―』を考案した濱田は、「ドームはほんと広いんで来てくださいね。とりあえず、ここにいるみんなは来るやろ。で、友達連れて来たら、倍になるやろ。ほんで両親も連れてきたら……、それだけでドーム埋まるやん!」と小ボケをかますと、会場から笑いが漏れた。  重岡は、「飛んで跳ねてクラップして、みんなで楽しめるようなライブにするんで。ふくらはぎパンパンに鍛えておいてください!」と、笑顔で呼びかけた。

ライブ終盤の「僕らの理由」

「あなたという人の意味は 今日も僕が感じているから」。その歌詞から始まる楽曲『僕らの理由』がライブの終盤に流れた。曲中に桐山は会場を見渡して、「あなたに、あなたに届きますように」と、メッセージを送っていた。  ライブ演出を担当している藤井も、「今日はドームツアーを発表させてもらったけど、この会場よりも5倍ぐらいデカくなるのかな。それでもみんなのことを絶対に楽しませるから、ドームまでついてきてな!」と、改めて熱い想いを伝えた。  ジャニーズWESTにとって、リベンジに燃える夏になりそうだ。 取材・文/吉岡 俊
1
2
おすすめ記事
ハッシュタグ