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3G回線が停波「親のガラケー、どうやってスマホに変える!?」通信のプロが説得方法を伝授

サービスは充実傾向。スマホの切り替えはお早めに

スマホ ソフトバンクの「スマホデビュープラン」はさらに熱い。データ容量5GBがつき、1年目は月額料金990円、14か月目以降は2,178円(別途事務手数料3,300円)。初年度から5GBを使えるのは驚きだが、2年目以降は3GBとなる。1回5分以内の国内電話かけ放題が付与されるのもポイント。また、「3G買い替えキャンペーン」も行っており、機種代金が0円になる端末割引が受けられるので、対象者はぜひとも活用したい。  先日、楽天モバイルが0円プランの停止を発表し注目されたが、現在0円プランを提供しているのは、au系のpovoのみ。ただ、販売店がないため、申し込みはすべてネット上で行う必要があり、親がネットに疎ければ一緒に付き添いながら進めてもらいたい。  すでに群雄割拠の格安SIM業界では、さまざまなキャンペーンを打ち出し、しのぎを削っているが、なかにはpovoのように販売店を持たないケースもあるなど、やはり大手通信キャリアが提供するサービスとの厚みが違うのは事実。電話で問い合わせたい、ショップで教えてもらいたいというのであれば、大手系列のサービスを利用するのが間違いなく安心できるだろう。 「半ば強制的にスマホに切り替えるのではなく、よりメリットを伝えて、ポジティブにスマホを使ってもらう方が中長期的にもいいと考えます。今のスマホは写真撮影も楽しいですし、動画で通話したり、SNSだって利用できるわけですから、コミュニケーションツールが広がるのは間違いありません。これを機会に、ぜひともスマホに切り替えていただきたいですね」(モバワン担当者)  いずれにせよ、3Gが完全終了する前に手を打っておかなければならない。ガラケーを使っている親がいれば、準備を進めておいてもらいたい。 <取材・文/横山了一>
日本の出版社での編集経験を経て、タイに移住。タイやミャンマー など東南アジアで約10年、ビジネスからカルチャー、ライフスタイルまで取材する。コロナの影響で帰国し、現在はWEBマーケティング会社に勤めながら、時折、執筆活動も行っている。
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