「貧乏」と「金持ち」のラインはどこだ！？ 　今回はそんな話。もちろんその間に中流があるんだけど、今の時代「中流の人」は少ないような気がする……。 　ということは、まさに格差社会っ！ 　貧乏人と金持ちしかいない世の中っ！！ 　俺の30代後半は、仕事（連載）がなくなって貧乏だった。 　そして40でホームランを打ち、急にカネが入ってきた。貧乏と小金持ち。両方味わった俺としては、そのラインを引きたいと思った。 　それが今回の漫画にも描いたが、ラーメンの味玉躊躇しないこと。大きく言うと、 全てのトッピングを躊躇せずに頼めるってこと！！ 　他にも、少し待てば半額シールが貼られるお刺身やお惣菜を、少しも待たずに正規の値段で買う！　だって「食べたいときに食べたいものを買いたい」から！！ 　ここが貧乏人と金持ちのラインとしたい。 「年収がいくらで〜」とか、そんな話でない！ 　気持ちの問題！　考え方の問題なのだ！ ……とまあ、ごちゃごちゃ言ってますが、今の俺は貧乏人です。でも味玉躊躇しません。あの感覚が抜けないのです……。 　生活水準って上げるのは簡単だけど、下げるのは難しい。仮想通貨って買うのは簡単だけど、売るのは超難しい。そんなことを考えながら、今日も味玉を頂きます……。 漫画・文／ハッシー橋本
愛知県出身の漫画家。パチンコ・パチスロ漫画を中心に活躍し、‘15年より月刊ヤングマガジンで連載を始めた『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』が大ヒット。サウナとビールの愉悦を描いた『極上！サウナめし』はサウナ好き必見の一冊　Twitter @hashimotosan84