投資には大胆に！ 　でも日常生活ではケチに……。 　これはパチンコ打ちあるあるなんだけど、パチンコ台には1万円札を湯水のように流し込むくせに、生活物資は10円単位でケチってしまう……というあるある。 　しっかりと日常生活で落とすお金と比較しながら投資できたら良いんだけど、見えなくなってしまうんだよね。 　しかし、仮想通貨市場が調子いい時は完全に見えなくなり、しっかり調子に乗っていた！ 　STEPNが爆益だったときは何を見ても「安いね〜、手頃だね〜」とか言ってた。 　今は飲みに行くときは安いチェーン店だし、CoCo壱で辛くしたいときは「1辛」と頼むのではなく、テーブル据え置きの辛味スパイス（無料）を振りかける。 　一蘭は高級ラーメン店、そして替え玉は高級品。電池は百均以外で買いたくない。着れなくなった服は捨てずに一回雑巾にする。タクシーは富豪の乗り物……。 　ケチケチするのはいいとしても、絶対に失ってはならないものがある。 「品」だ！ 　ケチもやりすぎては品を損なう。俺にとってはそれが金券ショップなのよ（怒られないかしら……？）。 　だって新幹線のチケット東京ー名古屋間1万円が、金券屋で買っても230円くらいしか安くならんし。その230円のために魂まで売り渡したくないと言うか……（金券屋も魂差し出せとは言ってないけど）。 　俺だけのこだわりかもしれないけど、とにかく品を大切にしたい。 　凛としていたい！ 　いくら下げ相場で貧乏になったとはいえ、1度は金持ちになった身としては、シャンとしていたいのである！！ 　というかこの連載、いつまでこんな感じのネタになるんだ……。もうそろそろ仮想通貨貧乏は脱出したいぞ。 　いい加減、救世主現れろっ！！　 　というか相場が復活してくれっ！！！！！ 漫画・文／ハッシー橋本愛知県出身の漫画家。パチンコ・パチスロ漫画を中心に活躍し、‘15年より月刊ヤングマガジンで連載を始めた『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』が大ヒット。サウナとビールの愉悦を描いた『極上！サウナめし』はサウナ好き必見の一冊　Twitter @hashimotosan84