恋愛・結婚

束縛彼氏は既婚者だった。“不倫”発覚後、修羅場の夜「最後の思い出がほしい」

 こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。  僕はLINE公式サービス『トークCARE』にて、年間約1500件のペースでチャット恋愛相談を受けています。また知人経由で対面の相談を受けることも多く、性別・年齢問わずさまざまな方の恋のお悩みをうかがってきました。  こうして数多くの相談を受けていると、よく思い知らされるのが“事実は小説よりも奇なり”ということ。ドロドロの愛憎を描いたかつての昼ドラのような恋愛や不倫に身を投じている方が、現実に存在しているのです。  そこで今回は、僕に相談を寄せていた鈴木美智さん(36歳・仮名)に、過去に交際していた年下彼氏の常軌を逸したエピソードを語っていただきました。 ※この記事は本人の許可を得て掲載しています。ただし、プライバシー保護のため実際のエピソードから一部変更しています。

マッチングアプリで出会った年下彼氏の異常な束縛

スマホで出会える

写真はイメージです。以下同

 婚活をしている鈴木さんは3年ほど前、マッチングアプリで5歳年下のショウ君(仮名)と知り合ったそうです。メガネをかけた塩顔イケメンのショウ君は大学院卒のエンジニアで、真面目な理系男子という印象を受けた鈴木さんはすぐに惹かれていったんだとか。 「とはいえ、いわゆるハイスぺなショウ君が、年上で30代のこんな私と真剣に付き合ってくれるか不安だったから、最初はちょっと警戒していたんですよね。でもショウ君は、学生時代は勉強一筋で恋愛経験が少ないみたいで、慣れないながらも一生懸命デートプランとかを考えてくれている姿がとても好印象で。3回目のデートで彼から告白されて、お付き合いすることになったんです」

交際数ヶ月は幸せだったけど…

 ショウ君に結婚前提の意思があるかどうかを、確認せずに付き合い始めたことを多少後悔しつつも、数ヶ月は幸せ絶頂だったという鈴木さん。 「ただ交際当初から、けっこうジェラシーがすごいなというのは感じていました。私は交友関係が広いほうなので、男性と1対1で出かけることはなかったですが、職場の飲み会だったり大学時代の友達に会ったりと、男性もいる飲みの機会が多かったんです。そういう日は1時間おきぐらいにLINEが来て、飲んでいるところを写真で撮って浮気してない証拠を送ってくれと言われてましたね」  そして、嫉妬心が強いショウ君の行動はエスカレートし、とうとうとんでもない行動に……。
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人生最悪の夜
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恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X(旧Twitter):@SakaiyaDaichi

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