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昔ながらの“腹筋・背筋”では遠回り。本格的な夏に「まだ間に合う」3つのエクササイズ

 季節は夏を迎えて、蒸し暑い日が続いています。半袖の服を着る機会も多くなりましたが、この時季、毎年気になるのが冬場に蓄えてしまった「脂肪」。特に近年はテレワークなどで活動量が減少したせいか、「過去最大の体重を記録してしまった……」なんて声が聞こえてきます。
スーツを着た中年男性

※写真はイメージです

 今回は、現役パーソナルトレーナーで柔道整復師の私(ヒラガコージ)が、今からでもまだ間に合う、しかもジムや公園など広いところでなく自宅のような限られたスペースでもできるダイエットに効果的なエクササイズをご紹介します。

ターゲットは「体幹強化」

 すでに夏が始まった今からトレーニングを始動するため、なるべく早く効果を出したいわけで、そのためにはターゲットを絞ってメニューを組むべきです。  断然オススメは「体幹」の強化。体幹は、生活が豊かで便利になっている今の日常生活の動作ではどうしても弱くなりやすい部分です。体幹が強い(≒体幹の筋肉が多い)人は、お腹まわりが引き締まっているのはもちろん、腕や足の力をそれほど必要とせずに生活ができるため、全身が自然とシャープになります。  手足のトレーニングは種目が多いですし、それぞれの運動効果も小さいですから、時間をしっかりかけて丁寧に行う必要があります。なるべく時間を短く効果を出したいのならば、体幹に狙いを絞りましょう。

昔ながらの“腹筋・背筋”は遠回り

 今から体幹を鍛えるうえで、あまりオススメではない方法があります。それは、ベッドやマットの上に横になり仰向けやうつ伏せになって行う「腹筋・背筋運動」です。  少し大袈裟な表現ですが、それらの運動は体表の筋肉を鍛えるメニューですが、普段の日常生活でも十二分に働いています。狙うべきなのは腹筋・背筋のインナーマッスルであり、それには呼吸などを使ってお腹まわりを引き締めるような鍛え方をする必要があります。  昔ながらのメニューで効果を出すためには相当な回数、期間を要するでしょうから、素早く結果を出すためには遠回りになります。
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本格的な夏に「まだ間に合う」
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