ふくらはぎは“第二の心臓”。「カラダがめちゃ軽くなる」簡単エクササイズ3選
気温の上昇などで疲れが見え始めるこの時季。毎日なんだか身体が重だるいなんて人も多いはず。今日は現役パーソナルトレーナーで柔道整復師の私(ヒラガコージ)が、身体が軽やかに動くようになる「ふくらはぎストレッチ」をご紹介します。
足首から膝にかけての膨らみであるふくらはぎは、トレーニング種目でも見逃されやすい箇所です。しかし、健康的な身体を獲得するためにはふくらはぎのケアが重要になります。その理由の一つは「血液循環」です。
体内の血液は心臓のポンプ作用だけでなく、全身の筋肉の伸び縮みによっても血流を助けられています。心臓から離れた箇所は心臓のポンプ作用が弱くなるため、筋肉の助けが必要になりますし、さらに下半身は重力によって血液が心臓へ変える方向への力が弱くなるため、筋肉の重要性は高くなります。
ふくらはぎは下半身に流れ込んだ血液を心臓方向へ送り返すポンプとして重要なため、最近では「第二の心臓」とまで呼ばれるほどです。古い血液を肺や心臓に送り返し、栄養豊富である新鮮な血液を再度送ってもらうためにはふくらはぎを使い込むことが必要不可欠です。
そしてもう一つの理由は荷重を受ける役割が多いことです。ふくらはぎの筋肉は膝上からアキレス腱にかけて体表にある腓腹筋と、膝下から同じくアキレス腱にかけて深層にあるヒラメ筋の2枚構造になっています。
ともに荷重を受ける役割を持っていますが、特にヒラメ筋はその重要度が高く、ヒラメ筋がしっかり活躍していなかったりケアを怠っていたりすると、身体の重みを足で受け切ることができず、疲労の感じ方が増してしまいます。
裏を返せば、ふくらはぎのストレッチやエクササイズでしっかりケアをすることで、身体が軽やかに感じるとも言えます。
ふくらはぎは「第二の心臓」
ケアすれば身体が軽く感じる
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柔道整復師/パーソナルトレーナー。スポーツクラブでインストラクターとして指導をし、現在は医療国家資格である柔道整復師の知識を生かした身体機能の改善からダイエットまで幅広いクライアントを担当するフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。公式「Amebaブログ」更新中
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